たまえのスーパーはらわたの作品情報・感想・評価

たまえのスーパーはらわた2018年製作の映画)

上映日:2018年10月20日

製作国:

上映時間:45分

3.4

あらすじ

「たまえのスーパーはらわた」に投稿された感想・評価

AKI

AKIの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

浦和はいいとこだよね~。

俺はCreepy Nutsの【助演男優賞】が大好きなんだ。
曲の始まり方も最高だったな。
女子高生版『カメラを止めるな!』と聞いていたが正にそんな「カメとめ!」って感じな作品。

埼玉県協賛作品となっており、主人公の女子高生監督たまえちゃんが県の依頼で埼玉PRビデオを撮影するという内容。しかし浦和の鰻や岩槻の人形、盆栽町の盆栽と各地の代表者は自分のとこの名産アピールが強すぎ、またたまちゃんはというと好きなジャンルは血みどろスプラッタなのであらゆる意味で噛み合わず……といった感じ。

たまちゃんが各地のPRポイントを悉くスプラッタにアレンジしていくのが面白い。たまちゃんはカメ止めの真央の原型のような暴走機関車だが、暴走しまくったら上手くいったあちらと違ってこちらは暴走を反省して妥協を学び、その中でより良い作品にしていこうという点に好感を覚える。そのためはっちゃけ不足で案外無難なところに落ち着いてしまうが、女子高生の友情に尊さを感じたりする映画なのでこれでいいのだ。
まあ妥協したといっても、EDロールは大分はっちゃけていた方ではあるんだけれども。

そしてこの作品にも手塚漫画における「ヒゲオヤジ」のようなスターシステムとして「日暮監督」が存在している。そういえば日暮監督もヒゲオヤジなのは全作品共通だな……
気弱でどこか頼りないっていう共通点はやはり継承されているものの、本作の日暮監督は日暮監督史上最有能!どんな作品でも「良かったメモ」を取り、遥か年下のたまちゃんをもしっかりリスペクトする姿勢が大人として非常に格好良く感銘を受けてしまった。本作に漂う「良かった~!」って雰囲気を醸し出してくれる存在でした。

他のポイントとしては冒頭の自主制作映画の女子高生がいちいちカメラ目線になるよう目が泳いでるのが巧かったです。上田監督の奥様によるアニメーションも楽しい。
あとこれ本当どうでもいいんですけど、たまちゃんの友人の子が眼鏡っ子ですっごい玉ちゃんって感じの子だったので「あれ?たまちゃんってどっちだ…?」って混乱してしまっていた。
 主人公のたまえちゃんが「カメ止め」の真魚ちゃんに重なって見えて、まさに「真魚プリクエル」といった作品。
 これだけいろいろ綺麗に着地させる物語見せられて、満点以外の選択肢なんかあり得ないじゃないですか!
誠治

誠治の感想・評価

4.0
『上田慎一郎ショートムービーコレクションvol.2』
このコレクションの中でピカイチ。
若者が夢に向かって情熱を傾け、大人たちが協力していく姿に胸打たれる。
若者同士の誤解や友情、大人同士の利権、私欲、協調。
なかなかの秀作。
Michihiro

Michihiroの感想・評価

4.0
特に凝った構成でもないけど、すごく良かった。みんなで力を合わせていいものを作ろうって話なのが良かったのかな?
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.0
埼玉県在住の浦野玉恵は、ホラー映画監督志望の女子高生。ある日、珠江は埼玉県からPR映像を撮ることになる。なかなか意見がまとまらない。果たして無事に完成するのか?
人の意見を聞き長所を生かして映画作りすることを知って映画監督として成長する玉恵の成長を、映画作りと絡めた青春グラフティーとして楽しめるし、ちゃんと埼玉県PR映像になっている短編映画。
BT

BTの感想・評価

3.5
さぬき映画祭。
tetsu

tetsuの感想・評価

4.2
『カメ止め』ブームが起きていた頃、イオンシネマで限定公開していましたが、見逃したため、何とかネットで公式配信をしているところを見つけ、鑑賞。

ゾンビ映画といった自主映画を手掛ける女子高生。
ある日、彼女のもとに舞い込んだ依頼は埼玉県のPR動画を作ること、しかし、そこには様々なトラブルがあって...。

今や『翔んで埼玉』でもお馴染み、埼玉県の観光PRも兼ねた吉本興業製作の短編映画で、短編版『カメ止め』とも言える一作。
映画ファンの中には『カメ止め』の主人公が『桐島、部活やめるってよ』の前田(演:神木隆之介)に重なるという感想を持った人もいるようだが、本作の主人公はまさに女版桐島。
自分の部屋に『死霊のはらわた』シリーズのポスターを貼るような人物でありながら、映画製作をするなかで友情関係に思い悩む姿が歯痒かった。

正直、出演しているお笑い芸人たちの演技はお世辞にも上手いとは言えないし(ジャングルポケット斉藤さんの演技は悪くない)、映画というにはあまりにもチープすぎる映像、奇をてらった展開のない王道のストーリーには好き嫌いが別れそうではある。
しかし、主人公の葛藤と成長を丁寧に描いた点においては『カメラを止めるな!』よりも秀でていると思うし、『カメ止め!』で見たかったものが本作には確かにあった。

監督の妻・ふくだみゆきさんが担当したOPの絵や、R指定さん所属・Creepy Nutsの名曲を使ったラストにも痺れる本作。
監督が手掛ける作品はやはり短編の方が面白いなぁと気づかされると同時に、是非、監督には各回オムニバスの連続ドラマを撮ってもらいたい、そんな気持ちになる一作だった。

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https://osaka-channel.hikaritv.net/
(こちらのアプリから配信中。本作はスマホの大きさで観るぐらいが映像的にも丁度いいです。1ヶ月無料体験もやってます。)
さぬき映画祭2019にて。

さいたま市のPR作品とのことで、大宮、浦和、岩槻の顔をそれぞれ立てながらという苦労を逆手に取ったとの事。

オープニングが、まんまカメラを止めるなだったのですが、こちらが後の撮影だそうです。
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