乙郎さん

21世紀の女の子の乙郎さんのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
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全体的に撮影が良い。確かにラストの山戸は圧巻。2019年の山戸は良い意味でイカれている。

「ミューズ」★★★
「Mirror」★★★★★
「out of fashion」★★★★
「回転てん子とどりーむ母ちゃん」★★★★
「恋愛乾燥剤」★★★★
「projection」★★
「I wanna be your cat」★★★★
「珊瑚樹」★★
「愛はどこへも消えない」★★★★
「君のシーツ」★★
「セフレとセックスレス」★
「reborn」★★
「粘膜」★★★★
「離ればなれの花々へ」★★★★★
「エンドロール・アニメーション」★★★

特筆すべきもの
「Mirror」ライトの使い方が良い。朝倉あき!
「out of fashion」モトーラ世理奈が登場した時に立ち現れるリアリズム
「回転てん子とどりーむ母ちゃん」中華の回転テーブルというアイディア
「恋愛乾燥剤」乾燥剤を抱えた山田杏奈の漫画的可愛さ
「I wanna be your cat」純粋に脚本のみではベストでは。ラストのキレが良い。
「愛はどこへも消えない」何てことのない話だが、橋本愛が演じることで批評性が出ている
「粘膜」文学的な趣だが、撮影が神がかっている。
「離ればなれの花々へ」ラストに設置された爆弾。これは映画なのか?演劇なのか?ポエムなのか?しかし、ラストでエモが込み上げてくるのは間違いなく、その事実のみで完敗だった。夾雑物が映画に入り込んだ瞬間の輝きを記録できるという店で、大林宣彦にタメ張れるのは山戸結希しかいない。
乙郎さん

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