いがらっしー

21世紀の女の子のいがらっしーのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
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「自分自身のセクシャリティかあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること」というテーマで1人8分以内で15人の若い(80年代後半から90年代生まれ)新進女性映画監督が21世紀の女の子の為の21世紀の女の子をえがいた短編15作品のオムニバス映画。
どの作品も面白い題材を扱っているのに、余りにも短すぎて、観ているこちらが感情移入する前に終わってしまい、それがとても残念に思えた。しかし、短いからこそ、どれも可愛い女の子達のプロモーション映像の様なお洒落な作品に仕上がっていて、これからこの若い女性監督達が大人になってどんな作品を作って行くのか楽しみでなりません。これまでは、おじさん目線や男目線で作られた女の子の映画が多かったのに、ちゃんと女性の立場で自分のセクシャリティを包み隠さず表現してる作品が出来た事に21世紀らしさを感じて嬉しくなります。
女の子が自分を大好きでたまらないのは今も昔も変わらないのですが…
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