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21世紀の女の子のharunomaのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
1.7
ロングショットも撮ってみよう。
女性の正面のアップは全部きつかった。
茫漠としたmisogynyの標本箱の展示会を世界観と称して、買ってくれとでも言うように、括りとしてもオムニバスはきつい。次は46人か。
アティチュードは非常に牧歌的で呑気にみえた。
あまりにも安すぎる。名前をくれ。
名と引き換えに金を払うべきは、21世紀の方だと映像は告げている。

普通に、オムニバスという、もうこんなの実質的には機能していない企画でやるより、全員の予算で一人代表して長編撮ればいいだけなような。
映像表現にも少なからず知性は必要で、統覚のない自己表現は中学校でやってください。ここはリアルに中学校なんだと思える、それはそれでなんかすごい。

全部は見てないが、相対的に松本花奈のがよかった。これに1.7をスコアしたい。
劣化したと思われていた橋本が、なんか変なテンションで輝いていた。声もいい。(おそらく『PRAKS』よりは断然いい)
とりあえず山田杏奈と中村ゆりは、無駄遣いに思えた。他の名のある役者はどうでもよかった。
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