このレビューはネタバレを含みます
よしもとが、都道府県ごとにご当地を舞台にした映画をつくるという企画だったようで、よしもとの沖縄映画祭と、京都と、本作の舞台となった愛媛県、今治市の伯方島でしか上映されておらず、関東では初とのこと。横浜ジャック&ベティにて。
船長さんの奥さん・澁谷麻美さん（『ゆめのまにまに』では、京都からやってくるひと）の無垢な心そのもののような穏やかな声。優しく不器用な夫、松浦祐也さん。ほんわかのんびりしたふたりの、3ヶ月に一度の日常。
質疑で「兄妹のよう」とのご意見が出たが、私も、本当に仲の良い夫婦って似てくるよねと思って見てました。ぜんぜん違う顔だけど、笑うときの表情が似てるの。
客席に、『ゆめのまにまに』の主演・こだまたいちさん。奥さんの朝のルーティンについての質問。私は、ベッドで変なふう丸まって上向きにじっとするとこ、振り付けがあったのかなと聞いてみたかったです。
張元監督は、改めて観ると『ゆめのまにまに』と通ずるものありと気づいた、と。主人公のお守り的なアレ、もかな？
『ゆめのまにまに』もまた観たくなった。けど、張元監督が撮影地の愛媛の島で、出会うと次々スカウトしたという地元の人たちも素晴らしく。こちらも、今後も上映してほしいです！
https://2020.kiff.kyoto.jp/film/detail/40
