多十郎殉愛記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「多十郎殉愛記」に投稿された感想・評価

忍び寄るようなキャメラワークからはじまるこの作品は、多部未華子と高良健吾の合わない視線、つまりは盗み見ることが繰り返されることを予期させる。彼らが瞳を合わせようと見つめ合うとき、抱き合うときの感動ったらない
guruguruzo

guruguruzoの感想・評価

2.8
退屈。
全体的に緊張感がない。
Yuho

Yuhoの感想・評価

3.2
舞台は幕末の京都。薩長の脱藩浪士や新選組・京都見廻組の抗争は数多く発生していた。主人公・清川多十郎(高良健吾)は親の借金を理由に長州から脱藩した浪士であった。彼に思いを寄せるおとよ(多部未華子)が営む店での争いを諫めたことを機に、幕府側から目を付けられることになった多十郎。おとよと、多十郎を頼って上洛してきた弟・数馬(木村了)の思いを胸に、多十郎は追われる身となる。


内容は至ってシンプル。高良健吾さんが逃げて、斬る。身もふたもない言い方をすれば淡泊な映画です。しかし、中島監督が掲げた「殺陣の魅力を感じてもらう」というコンセプトから見るといい映画だったと思います。最近の時代劇テイストの映像作品は史実がメインだとしても戦闘シーンには脚色がつきものです。「必殺仕事人」とか「るろうに剣心」とかも好きですけど、あの動きは人間じゃないな、みたいなの多いじゃないですか。本作にはそういう動きが一切ありません。とても泥臭い。いい意味で。
睨み合いがあり、刃こぼれがあり、決して派手でない立ち合いがあり。BGMが少ないこの作品において、役者の息遣いを感じさせる、静かな気迫をしっかり感じる殺陣シーンでした。
高良健吾さん、私は顔がドタイプなのでもういるだけで100点満点なんですけど、彼の凛々しいお顔立ちが良く映えるなぁと思った大立ち回りでした。

さて、中身全体で見ると面白い!!って感じではないです、決して。むしろ結構退屈だったし、高良健吾さんと多部未華子さんがいなければ観ていなかったとは思います。93分という短めの尺はとっつきやすくて嬉しかった半面、やっぱり描写不足になってしまう部分も否めない。んー、これはこの作品だけでなくバランスが難しいですね。今作は「殉愛」ってクサめのタイトルつけてるんで、もっと「おとよあいしてるよー!!!」みたいな感じの比率になってきてよかったんじゃないかな、と思ってしまいました。93分で語るにしては論点が多かった印象。多十郎が割と無骨な感じで愛を口に出すタイプじゃないからいいんですけど、にしてもさらっと愛がすっとばされたなぁってとこが残念でした。高良健吾さんと多部未華子さんの絡みはもうちょっと観たかったです笑 あ、多部未華子さんの撮り方綺麗すぎて何度か鳥肌立ちました。決して色気のある女の役じゃないのに、多十郎に抱き着くところとか妖艶に見えた。綺麗でした。

久々の時代劇鑑賞だったのでそわそわして終わってしまった気もしますが、個人的には高良健吾さんのおかげもあり嫌いじゃない作品でした。たまにはこんな作品もいいですね。
生々しい、リアルなチャンバラ映画が観たいときにぜひ。
あい

あいの感想・評価

3.6
20190420(29)
くまもと復興映画祭
次男坊

次男坊の感想・評価

3.5
寺島さんがまぢかっこいい✨✨
大阪芸大で中島貞夫に教えを受けた子らが、日本映画の中心を担うようになったのち老いた監督の20年ぶりの映画制作を支えるというだけでも、この映画の存在を全肯定したくなる

ベタで大仰、いっけんダサイ劇伴だが、オーケストラ演奏付の上映イベントだと思えば、アガる気もする
タツキ

タツキの感想・評価

4.1
予想以上の中島貞夫感、というかプログラムピクチャー感に戸惑ったものの、人の動きの捉え方があまりにかっこよく、特に後半は映画的な運動の連続。正直セットや背景がチープなのだが、その中での役者たちの動きがあまりに魅力的で、映像的に映える。かつての日本映画を現代に復活、というより何も変えずにそのままトレースしている感じ。そしてそれを天然でやっているように見える中島貞夫にグッとくる。被写体としての高良健吾と多部未華子の素晴らしさ。ラストのストップモーションの媚なさにもガッツポーズ。大好き。
ブッチ

ブッチの感想・評価

3.1
普通…だな。
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