高良健吾にチャンバラをさせただけの映画😹
「極道の妻たち」「木枯し紋次郎」の巨匠・中島貞夫監督の20年ぶりの作品です
クライマックスの大捕物が子供の頃、チャンバラに萌えた世代には郷愁を誘います
たった一人のために、なんであんな人がいんねん?
てぐあいの人数で一人の人間を追い回す
捕まえるための、ハシゴや荷車まで投入
挙句の果てに、屋根の上から板を投げつける
ねずみ小僧次郎吉とかの大捕物を思い出して懐かしいのなんの
ただし、ストーリーは単純そのもの
チャンバラ映画だから、それはかまわない
でも、多部未華子の殉愛は全然関係ないよね
長州藩の脱藩武士が尊皇攘夷の疑いで追いかけられただけですやん
多部未華子とのふれあいのフラッシュバックが白々しいし
エピソードの演出は、お世辞にも上手いとは言えない
多部未華子は、キレイに撮ってもらってましたね
テレビドラマの主役は出来ても映画の主役では観客動員は見込めませんが、やっぱり綺麗なんだと再認識しました
まあ、幕末にあんな肉食女子は珍しい
みね打ちのために刀を逆にするシーン
待ってました😻
と言いたいけれど、実際はあんな事すると刀が折れたりするので、しないらしいですね
なんて、いらんことを考えてしまうほど
内容はうすうすでした
特に、2本立てで後に「乱」を観てしまっては
かすんじゃいました
いかんいかん、世界の黒澤明と比べては