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「多十郎殉愛記」に投稿された感想・評価

タツキ

タツキの感想・評価

4.1
予想以上の中島貞夫感、というかプログラムピクチャー感に戸惑ったものの、人の動きの捉え方があまりにかっこよく、特に後半は映画的な運動の連続。正直セットや背景がチープなのだが、その中での役者たちの動きがあまりに魅力的で、映像的に映える。かつての日本映画を現代に復活、というより何も変えずにそのままトレースしている感じ。そしてそれを天然でやっているように見える中島貞夫にグッとくる。被写体としての高良健吾と多部未華子の素晴らしさ。ラストのストップモーションの媚なさにもガッツポーズ。大好き。
ブッチ

ブッチの感想・評価

3.1
普通…だな。
現代の時代劇すべてに通じる問題ーーー美術の貧相さ、は本作でも解決されていない。チャンバラにおいて移動・固定を織り交ぜたやや長めのしっかりした視点が続くからといって殊更に褒め称える気にもならない。

仮に中島貞夫に撮らせた甲斐があるとすれば、多部未華子への圧倒的に素晴らしいディレクションこそ、それに該当する。酒場で見廻り組を追い出した後、高良健吾の背中に駆け寄る多部、このショットこそが最も傑出している部分だ。多部の着物だけ艶やかに見えるのも一つの演出である。

そう、かつての職人監督たちは皆女優への演出、女優を輝かせる術に長けていた。本作で重要なのはそのことを思い出させてくれる点であろう。
書庫番

書庫番の感想・評価

3.5
2019年11月10日 レンタルDVDにて鑑賞。
『将軍家光の乱心 激突』から20年ぶりに中島貞夫が時代劇のメガホンを取った作品。
主演は高良健吾。

「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトに製作された作品ならばこその、多彩な殺陣が繰り広げられる。
主人公・清川多十郎演じる高良健吾が、黄金期のちゃんばらを平成の世に呼び起こすべく身体を張った大立ち回りは見応え有り。

ドラマとしては時代劇によくある構成、登場人物で目新しさを感じないので、スコアは3.0寄りの3.5とさせてもらった。
高良健吾や多部未華子など若く才能のある役者が昔ながらの時代劇に出演する事自体、嬉しい限り。
面白くない。
日本映画の、時代劇の魅力は画面の狭さ、濃密さだと語る。手前に映る障子や軒を隔て、襖の奥へ奥へ観客を覗かせるように仕組んだ精緻な画面設計が素晴らしい。終盤では多対一の殺陣を生かすための戦略にもなる。「純愛」とは縄に縛られた男の狭められた視野のことだ
ILC

ILCの感想・評価

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中島貞夫がまだ映画を撮っている。
これだけで充分だよ。
MICKE

MICKEの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

え!そこで終わる?そりゃないでしょう、笑もうちょっと脚本なんとかしてください。やはり時代劇は必要ですから。
runedoll

runedollの感想・評価

2.6
時代劇ではなくチャンバラ。
オリジナルストーリーなのかな?
ストーリーに深みがない。と言うかストーリーにすらなっていない。完結していないが、余韻もない。彼らがどうなったのかとも、思わせない。どうでもいい。
時代劇は昔から見ているが、ひとりを追うのにあんなにたくさんの役人見たことない。多勢なのに、みんな不甲斐ないのが笑えるけど。
現場の人に時代劇とはこのようにして作るんだよっていうお勉強をさせるためにとった映画か?