すとんこ

リバイアサンのすとんこのレビュー・感想・評価

リバイアサン(1989年製作の映画)
3.5
LD所有

ソ連が遺伝子操作実験をした際に産み出してしまった寄生生物を、偶然に海底鉱物採掘作業をしていた鉱夫たちが発見!
深海基地の隔離空間の中、次々と寄生生物に襲われるクルーたちは生還出来るのか?って話☆

観た人100人中100人が絶対に思うこと、それは海底版「エイリアン」だってこと。
公開当時はそれなりに期待してたんだけど、出来はイマイチだった印象。
だけど年月を経て、色々映画を観てきて「世の中には似たような映画ってたくさんあるんだよ」って理解するようになった現在、そこまでヒドい映画でもないなと思えました。

「エイリアン」を踏襲してますのでストーリー展開はハラハラしますし、モンスター造型もなかなかイイ!
寄生されて体がどんどん変異していくのですが、人面が残っていたり、他の寄生体と融合したりと、「物体X」的なグロキモ造型が個人的にグッド☆

この寄生生物ですが、海底に沈んだ沈没船の遺留品の中の″ウォッカ″から発見されます。しかもこの船、現役就航中でバルト海ソ連艦隊所属の軍艦で、それが何故かフロリダ沖の海底に沈んでるってんだから不思議ですね。
過酷な寒さや水圧に耐えられる人間を造り出すための実験の産物がこの寄生生物で、″ウォッカ″に混入してソ連人に飲ませて実験してたら手に負えなくなって船ごと沈めてシカト決め込んでた様子。
災難。

しかも本社への再三に渡る救援要請も対応してもらえず。現場はツラいよ!

しかしこんなどん詰りな物語にもオアシスがあります。
全国の″タンクトップ女子ファン″の皆様お待たせしました♪
ウィリー役のアマンダ・ペイズ嬢の健康的肉体のまぶしいタンクトップ姿が拝めます。
さらに!下着姿のシャワーシーンのボーナス付です!!

前半の海洋サスペンス的展開から、後半のモンスターパニックに転調していく王道的ストーリーライン故に、新しさは無いけど安心して観賞できる一本(* ̄ー ̄)☆
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