なみつ

ウタモノガタリ CINEMA FIGHTERS projectのなみつのレビュー・感想・評価

2.3
そもそもショートフィルムってなんだろう?と興味を持った人間がここに1人いるということが、この映画の意味なのかなーと思ったりします。

興味がわいて、Filmarksで紹介されていた2作品『663114』と『Benigni』も見てみました。結果から言うと、好きだけど苦手。もともと理解力とか読解力がなくて行間を読むのが苦手なので、短い時間にぎゅっと濃縮されていて、解釈の自由を許されているのが、もやっ としちゃうんですよねー。解説ほしい。自分、野暮なんです。
「正解」とか「答え」はないかもしれないけど、監督や原作者がどういう思いで創ったのかはあるはずで。それが知りたい。手品のタネのようなものなんだろうか。


・ファンキー
いちばんなじみやすい作品でした。なんかやけに見覚えあるオーラ放つ人おると思ったらまさかの池松さん!岩ちゃんさんが36歳設定はちと無理があるなー。

・アエイオウ
生理的には受け付けない作品でした。
日常と隣り合わせの、的な感じですか?

・幻光の果て
主人公がうじうじしている上に暴走して周りに八つ当たりする話はあまり好きじゃないです。

・Kuu
すみません少し入眠してしまいました。セリフなし。舞で語る。衣装が素敵でした。

・Our Birthday
他人事でよかったね、となる話。佐津川さんが一点の曇りもないキラキラ女子を全力で演じられているのが清々しかった。

・カナリア
爪痕とそこから生えてくる生命の息吹、て感じの話。お父さん良かったなあ。体育館の、津波の音と思われる嘶きはすごく怖かった。


幻影を見てしまうくらい他人を思えるものなのか、精神が未熟なわたしにはまだ想像できないです。
とはいえ死んだ人の幻影多すぎでは
なみつ

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