あの時代、、。
学生運動、全共闘、革命、安保、、確かに日本にあった、熱いような鬱屈したような時代をリアルタイムでは知らないけど、その頃を背景としたこの映画は、意外に見やすい青春映画でした、、(^_^;)
若松孝二監督の初期作品は観てないけど、映画の中で挟まれる数々の作品はかなりトンガっていそう?この監督で観たのは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」「キャタピラー」「水のないプール」ぐらいなんですが、もっと偏屈な方?と勝手に思っていたのですが、結構いい人?^^;
映画好きな人が集まって、金はなくてもありあまる時間と情熱はあって、貧しくても楽しい、、でも、好きだから映画を作れるわけではなく監督になれるわけではない。そんな当たり前の事に気付いた人は挫折し離れ、また新しい人が集まってきて、、なんだかちょっと胸が苦しくなった。
名前を知ってる映画人がたくさん出てくるし、とにかく映画作りは楽しそうなんですが、苦い薬をオブラートで包んで飲んだような感触が少し物足りなかったです。