「サニー／32」「孤狼の血」、そして本作と白石和彌監督作を3作わりと近いタームで観る。（というか、本作の為に上の2作を再度鑑賞。）
本作は若松孝二監督の『若松プロ』の映画作りの話だが、僕は若松監督とは30才離れているので、若松さんの脂がのってた70年代の作品は観ていない。観たのは2000年代の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」と「キャタピラー」ぐらい。それでもスゴく衝撃を受けた。
白石監督と若松役の井浦新さんは僕より8つ位下の若松組出身。若松さんを師（父）と仰ぐ子供〜孫世代。そんな二人が若松組の“情熱・衝動”をどう描くのか？観なきゃと思った。それが若松映画の追体験になればと…。
結果は、、すごく満足してる。
が、僕は若松映画を上の2作しか観てないし、若松組の70年代は本作でそのエッセンスを感じたっていうだけなので、やっぱりDVDで見直すしかないかーと思ってる。
じゃないと色々語っちゃダメなのかな…と。
本作でも門脇麦がすごく良かった。それと曽我部恵一の音楽も！
若松組関連の豪華キャストだし、若松さんの年代の有名人が沢山出てきます。ホントすごい人だ！
