近年 セクハラや性的暴行容疑で訴えを起こされているキム・ギドク監督作品。
よく言えば、それらの情念を注ぎ込んだとも言えるけど。やっぱ素直に見て、ちょっとヒドいなとも思えるわけで。
設定という意味で…
異色作にして問題作にして怪作。
オダギリ・ジョーの使い方からして?なのだが、これは、現在のコロナ騒動による終末感漂う世界を暗示&揶揄したかのような寓話とみた。
ラストのあのふたりからまた新たな世界…
キム・ギドク監督らしい概念の単純化と輪廻という世界観、人生観の映画です。
「人間の時間」ではなく、「人間、空間、時間、そして人間」そのままの映画です。
初キム・ギドク監督の方はこの映画から入らな…
一体何を観せられたんだ?
前回シネマートに行った時に上映してるの知って、観ようかと迷った作品。
その日は体調悪くて観ずに帰ったけど、いや結局京都に戻って映画2本観たけどw、仲良しのmarucoさん…
映画と倫理観の関係性について深く考えさせられることになった一本。よく「何を描くか」ということが問題にされますが、「誰が何を描くか」という点が実は重要なんだなと思い至りました。なお、R18+指定の中で…
>>続きを読むギドク節ド炸裂でドン引きの嵐。暴力と性描写の激しさは最早言うまでもなく、今度はそれを応用して更に気持ちの悪い所にまで行ってしまったという印象。今までのギドク作品が好きな人は好きだと思うし、逆もまた然…
>>続きを読むメビウス以来のキム・ギドク作品。
相変わらず、ぶっ飛んでて、ファンタジーで、寓話的で。
設定だけ作ってあとは、役者に丸投げみたいなところは結構好きです、が。
主演の藤井美菜や、オダギリジョーの…
ギドクの映画は基本的に寓話なので、SFもファンタジーも現代劇も同じ地平にある。男は女を犯すために生まれてきたという性悪説に基づいて、殺戮と陵辱を畳み掛けるのは悪くない。しかし、あまりにも演出が行き過…
>>続きを読む(c) 2018 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.