細田守監督作品ということで見てみました。
開始5分で細田守監督っぽさがあるなー、と実感。
引きの絵から、それぞれのキャラの大写しを一瞬写すカットの切り替え方、
オープニングでの、手前の人物が黒塗りで遠くを眺めている構図、
島々の間を航海する船の引きの絵、
人物の動き方、どれも『ぽさ』がある。
あと、CGの異様な雰囲気も、世界観に合っててよかった。
花とか矢とか木に戻る人たちとか、めっちゃ怖いw
『ゼット』のCGはただの間抜けなCGだったけど、こういう感じならあり。
てか、細田守監督って、ホラー撮らないのかな。
これ見て、間とかCGの使い方が、ホラーと相性良さそうだと思ったんだけど。
あと、声優さんたちの演技が過剰じゃないのが素晴らしい。
『ゼット』の麦わら一味がキツく感じたのは、声優の演技が過剰すぎたところもあるのかもしれません。
あと、個人的にフランキーとブルックいなくてスッキリしてるこの頃の一味が一番好きw
見た目も『2年前』のものなのでスッキリしてるw
でもストーリー的にはまぁ普通かな。
なんであの程度でメンバーの仲があそこまで険悪になったのかも謎だし。
ちょび髭のことを仲間だって言い張る割にはクルーにはしないあたり、無理があるし。
細田守監督独特のホラーな世界観を堪能するのにはお勧めです。って感じかな。