めちゃくちゃ面白かったです!
劇場の予告だと騙し合いみたいなストーリーを想像してしまいましたが、本編は何を考えているか分からないキレ者速水(大泉洋)が出版界で手腕を振るう爽快な話でした。
何故か俯瞰の目をもつ速水。
ビジネス界の『相棒』の右京さんぽいとも言えなくもない感じ?
(というか『相棒』自体は殆ど観てませんけれど)
根底にあるのは、自分の仕事とか創作活動、作品に対する愛がある人を、結果的に様々な角度から後押しすることで苦境を打破してゆくという、なんとも気持ち良すぎる展開。
終わってみれば、ちょっと理想的というかカッコ良すぎるんですが…まぁでも楽しめました。
これだけ面白い作品を、コロナの影響で一年も公開延期になってて、製作者側の皆さんはよく我慢したなぁ〜と。