くう

騙し絵の牙のくうのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.3
吉田大八監督だから、もっと苦い話になるのではないかと思っていたけれど、思っていたよりずっとエンタメ!ふつうーーにエンタメ!

面白かった。ゲラゲラ笑えるという意味ではなく、展開に目が離せなかった。めちゃめちゃ面白いです。

本に対して愛がある人は、もっともっと楽しめるのではなかろうか。

本離れ、紙離れ、書店や出版業界の生き残りとAmazon…

「書籍のこれから」にも問題投げかける作品。

他のユーザーの感想・評価

pier

pierの感想・評価

3.7
出版社の生き残りを賭けた戦い。
適材適所の配役。
騙し騙されるというテーマにとらわれ過ぎずに観る方が、より楽しめる気がする。
面白い事以外全て省いて生きる潔さは観ていて爽快。
フランス語でボソボソ歌い出す國村隼がおかしい。
Tohma

Tohmaの感想・評価

3.5
途中話しが難しいところあるけど、そこ理解出来なくても十分楽しめる!
面白かった!
hiroko

hirokoの感想・評価

3.7
予告で気になってたやつ!キャスト豪華だな〜。何か松岡茉優お帰り感!!
劇場もドラマも見たけど、主演のドラマが三浦春馬の突然の訃報で急に終わっちゃって大丈夫かなって心配してたのよ…あの後演じるの絶対辛かったよね😭

みんななかなか曲者だったし、國村隼の撮影のシーンウケた。笑
『バイバイするとちょっと死ぬ』気になる。
普通に面白かった
もっとワクワクするとは思ったけど、予告とテイスト違った
Omizu

Omizuの感想・評価

4.2
『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督の新作とありかなり楽しみにしていた。

大泉洋が主演かと思っていたら思ってたよりも松岡茉優が主人公だった。

今までの吉田大八作品のなかでテンポは最も早い。複雑な群像劇的な展開を見事に捌いてみせた監督の手腕はやはり確かなものだ。

興味が湧きにくい出版業界のいざこざをエンタメ色たっぷりに料理してみせた良作と言える。脇に至るまで完璧なキャスティングで、個人的には『本気のしるし』で先輩の女子社員を演じた石橋けいさん!素晴らしかった。安定の小林聡美、國村隼、リリー・フランキー…挙げてるときりがない。

こうした企業ものに近年当たりがなかったので題材としても新鮮で楽しかった。また新しいものが古いものを淘汰していく、というのではなく古いものの逆襲という面でも現代的なテーマを含んでおり流石。これは文句なしの快作!
ysztm

ysztmの感想・評価

3.1
面白かった?と思う。

筋は面白いが見せ方に不満。これが良いんだよと思う人もいるだろう。
こうき

こうきの感想・評価

4.4
途中までは期待通りの展開でニヤニヤしてしまうシーンも多く楽しめたが、ラストの展開が完全に予想外で、その胸熱展開を劇場で味わえたことがとにかく嬉しかった。
mandel

mandelの感想・評価

3.7
かなり自分好みの映画で面白かった。大好きな街の本屋がいい感じに攻めに転じた最後は痛快でした。
ぴかり

ぴかりの感想・評価

4.0
普通に面白かった

最近本を読むようになったからか
書店に並ぶのってこんなに大変なんだって思った
r

rの感想・評価

3.8
この人なにやってくれるんだろうというワクワク感が良かったが、ネタバレしたあと最後30分あたりから失速してしまった。
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くうさんが書いた他の作品のレビュー

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3.5

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それにし
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