"ルビンの壺"
ペーパーレス化の煽りを受け、経費削減や規模縮小を迫られる大手出版社の派閥争いを描いた作品
エンタメに全振りしてるけど内容は社会派
現代の活字離れとイメージキャラクターの不祥事で作品自体が抹殺される現代の問題も提起している
原作未読のため、どの程度再現されているかは分からないが作品を観た印象では社会派からエンタメに移行した感が否めない
とはいえ、映画はエンタメの方が痛快で面白いからこれでいいのかな
内容としては、二転三転するというよりは"仕込み"という印象が強い
企業サスペンスにあるような常に次の一手を"事前に仕込んでおく"といった展開
もともと企業ドラマや仕手戦等も大好きなのでかなり楽しめました😆
豪華俳優陣の中でもやはり主役の大泉洋と松岡茉優のキャラが光っている印象
活字離れとイメージキャラクターの不祥事での作品抹殺の2つのメッセージはあるが、全体的にアップテンポのエンタメ作品なので肩の力を抜いて鑑賞できる作品
詐欺師みたいな騙し騙されを期待してると評価低いとは思うけど、企業の派閥争いをエンタメで、としてみると評価は高くなると思います
僕的には楽しめました
オススメです😆
