HANDIA アルツォの巨人の作品情報・感想・評価

「HANDIA アルツォの巨人」に投稿された感想・評価

zita

zitaの感想・評価

3.9
「フリークス」「グレイテスト・ショーマン」そして今回の「HANDIA」。どれも見世物小屋を舞台とした映画だけど、アプローチの仕方はこんなにも違う。(ちなみに「フリークス」は自分のオールタイム・ベスト映画作品)

「ブラック・ジャック」でも作品になった、巨人症を発症した青年の話。実話が元になっているとの事。兄と共に、兄のために、自分を見世物にする弟。ラストは切なすぎて震えた。嘘みたいな難病と嘘みたいな環境の中で、それでも彼はまだ、少しでも、幸せだったのかな…。答えは風の中に。全ては風の中に。(Dust in the wind風に

「世界中にたった1人
1人だけでも、自分を信じてくれる人がいたら救われる」 レイザー/HUNTER×HUNTER
さと

さとの感想・評価

3.4
巨人症になってしまって見世物として暮らしていく弟と戦争で負傷し片手が使えなくなってしまった兄の話。

弟の方はすごく切なさが伝わってきて、生きてた時代が今ならあんな辛いことになってないかもと思った。
兄の方は私の理解不足なのか何考えてるのかわからなくて、ちょっとカストラートのお兄さんを思い出しました。

最終的に弟が兄を慕っていたならいいのだけれども…
19世紀、スペインのバスク地方

実在し、現在に語り継がれる巨人を兄の目線で描いた作品

第一次カルリスタ戦争後、親子の確執から家を遠ざかっていた兄が帰ってくると弟は先端巨大症に罹っていた

兄弟は貧しい家を出て、世の中と対峙していく

映像が精緻で力強くまた美しく、特筆に値する

照明、カラコレも相当のレベル

ヨーロッパ各国の自然、街並み、冬景色、建物内部の空気感、戦闘シーンの臨場感、ヨリ絵ヒキ絵のコントラスト、画面構成……堪能した

弟が巨人であることを軸に据えながら世間の奇異な視線にあまり力点を置かず、兄弟それぞれの個としての内面であったり、家族としてのアイデンティティであったりを描いた兄弟の半生記

確執、恋心、不信、劣等感、生業、夢、嫉妬、孤独、性
Annikki

Annikkiの感想・評価

4.3
切ない。
気が重くなるわけでは無くて、最終的にあるべき人間性を揺るがさなかったところが、切ない。
見なけりゃ良かったものかもしれないし、目を両手で覆った隙間から見たくなる好奇心、見世物小屋的な感覚を、人は皆持っているのだと思わされる。

巨人症、という病気は知っていたけれど、こんな昔から症例があったのは知らなかった。
彼らが見世物という商売道具になっていたのも知らなかった。

愛に背丈があったなら、君を見上げてしまうだろう、という大好きな歌の歌詞が、不謹慎かもしれないけど、ラスト、思い浮かぶような作品でした。

この、パッケージの写真、こんな愛。大きな愛、と思いました。二時間近くあるけど。。。
haru

haruの感想・評価

3.5
機内にて。

マルティンが戦争から帰ると、弟のホアキンの身長が2メートル超えになっていた。マルティンは弟を見世物にして金を稼ごうとするが、本人は複雑な気持ちを抱く。

ホアキンは大人になってから突然巨人症を発症。それから彼の人生は大きく変わってしまう。「巨人」ってファンタジーな感じがしますが、現実だと大変です。頭痛などの慢性的な身体の痛みは、止まらない成長に体が悲鳴を上げているということ。巨人症は死を早めるため、治療が必要な病気なのです。
あらすじだけだと、弟が苦しんでるのにそれを利用する兄が悪者っぽくなってしまいますが、戦争で片腕が動かなくなってしまった兄は、帰ってきても働くことができず、生きるための道を必死に模索した結果がこれ。兄はそれなりに頑張ってるのにいろいろ実を結ばないというか、「兄だから」という理由だけで運にも見放されちゃって、ある意味弟よりかわいそうでした。
アルツォの巨人は、片腕が動かない巨人らしい。ラストで明かされる弟の想いが重かったです。
悲しすぎて切ない。これがまた実話だなんて…
ぶん

ぶんの感想・評価

3.7
この作品を観てまず思い出したのが「ひつじ村の兄弟」でした。どちらも兄弟の絆がテーマなんですが、今作は貧しさと色々重なる不幸の中で、お金によって幸不幸が左右されるという緊張感があり、バックに流れる音楽とこの地方の寒々しい風景がなんとも言えずイイ感じなんです。

そして最後はやっぱり兄弟の愛情なんだなと思わせます。

このジャケ写真が全てを物語ってて見てるだけでジーンと来てしまいます。
わい

わいの感想・評価

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Netflixにて鑑賞
sriwhrk

sriwhrkの感想・評価

2.6
記録🐰
暗すぎる。救いようもないし鬱。ダンサーインザダーク的な。グレイテストショーマンならその長身を活かして明るく生きてるところ。考え方次第。かわいそうで見てれんけど泣く感じではない。