このレビューはネタバレを含みます
以下ツイッターに書いたことのコピペ
リアルだ、旅ってこういうことある。この映画、登場人物の良いところを探すのが難しすぎるんだけど、旅ってそういうもんだ。きっとみんな普段はこんなに嫌な奴じゃない。
どうせ金が欲しいんだろって態度で現地の人に接するのとか最悪だ。騙されたから「これだからこの国のヤツらは」なんて言うのも最悪だ。でもこういう人はいるし、こういうことはあるんだよな。リアル。
主人公、ものすごく旅に向いてないと思った。仕事が過酷すぎて楽しむどころじゃないのはわかるんだけど。不測の事態には不機嫌になるだけで、現地語で話しかけられてもNOしか言わなくて、困った時には1人で解決しようとしちゃう人。こんなに楽しくない旅ってあるんだね？と思っちゃった。
そんで通訳役のラジャボフさん、監督のインタビューで読んだけど今回初めて日本語話したのがビックリ、本当にプロ。プロだ。あの長台詞を未知の言語で覚えるの大変すぎる。改めて演技は言葉を超える技能なのだな。
この作品は面白い、けどこんなに苛々する作品も初めてだった。そのくらい感情をかき乱された。主人公の言動が本当にキツかった。特に最後のシーンは本当に。私は何かに依存してる人が心底苦手なんだなと思ってしまった。
ウズベキスタン行きたい
