サモ・ハン・キンポーがアクション監督ということで、やはりすごい。
激闘に次ぐ、激闘!
想像以上に激しいアクション映画に大満足です。
ルイス・クー、トニー・ジャー、ウー・ユエの華麗かつ豪快な打撃技の数々、バリエーション豊富でまったく飽きさせません。
素晴らしいアクションだけでなく、ストーリーにも力が入っていて泣けます。
娘を誘拐された父親リーが、何の手がかりさえもない状態からその失踪に潜む恐るべき陰謀の闇に向かって突き進む姿が描かれていくのですが、リー演じるルイス・クーが日に日に追い詰められていき、感情が高まっていく姿に感情移入せずにはいられません。
そして、終盤に待ち受ける敵のアジトを舞台に延々と繰り広げられるリーと悪党どもの大迫激戦!ここはもう、最高すぎて全てのアクションファンに観てほしい歴史に残るシーンになってます。
「SPL/狼よ静かに死ね」、「ドラゴン×マッハ!」を超えた素晴らしい作品でした。