わだげんた

若おかみは小学生!のわだげんたのレビュー・感想・評価

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)
3.3
これ、チケット買うの恥ずかしかった。。。

諸事情でチケット販売機ではなく、窓口でチケット購入。なんかタイトル言うのが恥ずかしくて、でも言わなきゃ買えないし、ようやく意を決して小声でタイトル言ったら、窓口のお姉さんに復唱されるし、なんか心なしか「こんな映画おっさん一人で観るんですね、そうですかそうですか」って思われてる気がして。。。

filmarksで評判良かったので、観てみようかと思ったんですが、なかなかのハードルが待ち構えておりました。

劇場に入ると、場内満員。
男一人客もチラホラ。なんだ、気にすることなかったんじゃん(^^)

さて、映画。
児童文学のベストセラーが原作なんですね。帰りに本屋さん寄ったら平積みになってました。

老舗旅館のピンチに何らかの事情でやって来た若女将が旅館を救うためにがんばる、って話は結構ドラマや漫画なんかで
よくある設定なので、それだけドラマ作りやすいんでしょうね。

両親を交通事故でなくしておばあちゃんのところに住むことになった小学生のおっこが、成り行きでおばあちゃんの経営する旅館を手伝うことになる、ってのが軸となるお話。

そこにライバル旅館のお嬢様・真月や幽霊のうり坊、美陽、小鬼の鈴鬼なんかが絡んで物語が展開していきます。

本屋さんで観た原作本は6巻くらいあったから、幽霊やライバル、小鬼のそれぞれの詳しいエピソードがあるんだろうけど、この映画の中ではさくっと紹介されるぐらい。なので、序盤は次から次へと新キャラ登場となります。

老舗旅館の料理長のわりには料理の知識が甘いとか、ちょっと偶然要素がありすぎとか、そもそも小学生働かしていいのかとか、そういうところは置いといて(笑) 泣いて笑って感動してで大人でもしっかり楽しめる出来。

みなさんの評価が高い理由もわかりました。あと、子供たちの反応が面白くて、「なるほどこういうところで笑うんだ」とか勉強になりました(^^)

★★★以下余談 下ネタアリなので一応改行★★★










あ、この映画と関係ないんですが、若女将物で好きな作品について。

ってか、この作品と作られた目的が全く別ベクトルなのに、ストーリーが似てる作品があって。

森下くるみ主演の『全裸若女将』って作品ですf(^_^)
えーと。。。元はAVなんですけど、僕は劇場で観ました。

お話は流行らない旅館の若女将になった森下くるみが
『こういうときこそ裸一貫、頑張らなくちゃ!』って決意。

ホントに全裸で接客し始めて、評判を呼び、やがて客が大勢くることに。

最初は若女将のやることを反対してた他の従業員たちも、それぞれ全裸で接客し始め。。。

ってお話。バカバカしいんですが、実は結構熱血もので感動ものという。

この作品も料理長がいい味出してるんですよね。。。

まあ、「若おかみは小学生」を観た人が「全裸若女将」を¨それ、観たい!¨ってなるとも思えないけれど、filmarks登録もされてない作品だし、ここで触れました。

ちょっと蛇足すぎでしたね(^_^;)
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