みきちゃ

若おかみは小学生!のみきちゃのレビュー・感想・評価

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)
4.3
なにこの満足度。
「あの頃、君を追いかけた」とはしごしたせいもありめっちゃ目が腫れた。

アニメの作り込みやばかった。卵焼きを切る包丁に卵焼きがちゃんとうつりこんでたし。制作めちゃくちゃ大変やったやろなー…。

満員御礼で、児童向けだから子連れもたくさんいて、前半はキッズがキャラキャラ笑う声が可愛くて、後半は大人が鼻すすりまくりでスンスンズビズビだった。

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ネットにあった監督の発言を五度見した。こんなに深く考えて作りこまれていたとは。この映画をナメてたつもりは全くなかったけど、すごいと感じてしまった時点でナメてたってことなんだろう。すごい。

『この映画の要諦は「自分探し」という、自我が肥大化した挙句の迷妄期の話では無く、その先にある「滅私」或いは仏教の「人の形成は五蘊の関係性に依る」、マルクスの言う「上部構造は(人の意識)は下部構造(その時の社会)が創る」を如何に描くかにある』
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