若おかみは小学生!の作品情報・感想・評価

「若おかみは小学生!」に投稿された感想・評価

kyon

kyonの感想・評価

4.0
冒頭5分くらいで主人公オッコに何が起きたかわかる。そして悲しみからはじまる物語で、1人の少女が死を受け入れ自分と向き合い克服しようとする物語でもある。

だからこれ観ていてほんわかするようでいてかなりヘビーだし、オブラートなアニメの質感の中にがっつりテーマが織り込まれてる。

誰も拒まない湯を持つ旅館の若おかみになったオッコの周りはみな死や何かを失った人々が集うね。

そして哀しみを背負った人たちはまた人の気持ちによって哀しみを癒していく。

ずっと気丈に振る舞っていたオッコが最後の最後に泣いてしまったとき、知っていても涙が出てしまう。

予感と重なる伏線回収と死のテーマを柔らかく包み込む世界、そして幽霊と触れ合う時間、きっと私が本当に哀しみを背負ったとき見返してオッコと一緒に哀しみを癒し、克服したくなる作品。
Rick

Rickの感想・評価

4.1
花の湯の温泉はは誰も拒まない。
みんなを受け入れるというよりも、誰も拒まない。
ZIMA

ZIMAの感想・評価

3.7
小学生が若おかみになるお話。

ジャケット写真を見ただけでは、鑑賞するまでにハードルが高すぎる(アダルトなモノを借りた方が潔い」!TSUTAYAを徘徊中に評判が高かったのを思い出しレンタル。ラストのエゲツなすぎる内容に容赦がないなぁって思いましてね(号泣)。

最初の行ってきますから始まる、オッコの気丈っぷりが危なかしすぎる。今日見た「きみと波に乗れたら」の主人公とどっちが年上なんだってくらいに大人で危うい。早すぎる大人への移行や崩壊の仕方なんかがとても容赦が無いなって思いました。

いわゆる「おもてなし」っていう表現も接客業をしている人ならば、どきりとする場面や台詞も。「普通のお客さまはいない。それはお客さまを見ていない」心が痛みますわ。

現在のオッコ、未来のオッコ、過去のオッコと表現されているのもなるほどなと。

見ている自分がヤバイなぁっていう絵柄や内容も時折ありますが観て損は無いですね。


ジブリ直系の力を見せつけられましたな。
絵柄が苦手で敬遠していましたが、脚本が良いので高評価に納得です。おっこを応援したくなります。
これ劇場公開時、結構話題で評判よかった気がするんだけど、なんでそんなに話題だったんだろ。

やさしみ。
Kefu

Kefuの感想・評価

3.8
何でおっこ
そんなに頑張るんや!
小学生やのに頑張りすぎや!
やんぎ

やんぎの感想・評価

4.0
おっこの心の強さに脱帽。

ただ、所々ジブリ感も強かった。

劇場版は主人公の内面に焦点を当てていて
テレビ版は日常感が強く作画や演出が映画として豪華になってる

アニメ版は1話が12分程度なので見比べるのが良いかも
rage30

rage30の感想・評価

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前評判から「お涙頂戴系の話なのかな~?」と思っていたのですが、個人的には、そんなに涙腺は刺激されませんでしたね。
それよりも、ビルドゥングスロマンとして楽しませてもらいました。

主人公のおっこは若おかみとして、様々な客を受け入れていきます。
それは同時に、自分の嫌な部分や弱い部分を受け入れる行為でもあったのでしょう。
「花の湯温泉のお湯は誰も拒まない。全てを受け入れて癒してくれる」という台詞通り、おっこは自らの痛みや悲しみを受け入れる事で癒されていきます。
劇中、グローリー水領が手本を見せた様に、自分で自分の慰め方を知る事が、大人になるという事なのかもしれません。

派手さはないものの、豊かで暖かみのある映像はジブリ映画を思い出させますし、居場所を失った人間が居場所を見つけるまでを描いた普遍的な物語でもあります。
タイトルやキービジュアルから敬遠してしまう方もいると思いますが、老若男女問わずに楽しめる作品だと思いました。
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