若おかみは小学生!の作品情報・感想・評価

「若おかみは小学生!」に投稿された感想・評価

AAA

AAAの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これをハッピーエンドだとは思えない
でも見て良かった

おっこがこれから旅館の仕事を通して良いことがたくさん起きるように祈るしかない
ちろる

ちろるの感想・評価

4.2
良い良いとは噂に聞いてはいたが、うっかりちゃっかり夫婦で号泣してしまった。
監督はジブリで多くの作画を担当した高坂希太郎さん。
やはり、しっかりと仕込まれた人が描くものはちゃんとしていますね。
絵面の雰囲気から勝手に、思いっきり明るい小学生の青春物語を見せてくれるのかと思っていたけど、始まりからとても過酷な運命が主人公のオッコに待ち受けている。
オッコちゃんは、小学生???と疑いたくなるくらいに、しっかり者、とても強くとても素直で良い子。
キャラクター的に誰もが応援したくなるキャラクターになっている。
新たに心の友となった、ウリボーたち3人の幽霊ズの存在が明らかになった途端、悲しい物語がユニークな成長物語に!
子供も好きそうな愉快な脚本なので大半は楽しく観ていたのだが、そうやって観ていたからこそ後半の切ない展開に突然涙の展開が待ってるからうっかりしてたよ。
いつかまた、いつかまた会おうね。
大切なものは目に見えないんだよ。って星の王子様の言葉を思い出してしまいました。
何気なく子どもと鑑賞したら…号泣しました。なんていいお話なんだろう。ちゃんと笑えるところもあって、またゆっくり時間のある時に見ようと思う。
とまぺ

とまぺの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョーカーと比較されてたので興味が出て観た。おっこは職や居場所を得る代わりに自分を殺したんじゃないかと見てるこちら側が不安にさせられた。
ぎゃーす!泣いてしまったでねーか!


前半我慢要するがクライマスにつれググッときてカタルシス!

複雑性は低いけど、そのまっすぐさ、ひたむきさ、大人になった僕にはどれもこれも感動させられる。フィクションであったとしても。

人には光と陰が宿る。
その陰を廃したような映画。
全てを包み込む花の湯。誰も拒まない。

与えられた自然を人間は奪い合う。神様からの頂き物、なのに。我が物顔。

理由をつけては、人を裁く、俺。
自分が正しいと思っている。だけど、正しいとか正しくないとかそういうことより大切なものがこの中に垣間見えた気がした

思いやりは感動と赦しを生むということ。
赦しは解放につながるということ。
解放された心は、人を自分の心に招き入れることが出来るということ。
招き入れるということは、愛だということ。
愛は、全てを満たすということ。



理屈や論理を越えた愛を感じたなあ。

こんな世界はないけれど、感動させられて何かを教えてもらえることは素晴らしいことだと思う
きなこ

きなこの感想・評価

4.0
児童向け映画と思うなかれ。
大人に向けて涙腺を崩壊させてくるとんでもない映画でした。
人の死を簡単に使って、感動させようとする映画は山ほどありますが、この映画は死を使ってしっかりとメッセージを送っている。
90分という短さにたっぷりの満足感。
素晴らしい映画でした。
anne

anneの感想・評価

-
おっこちゃんそんなに笑わなくていいんだよ…
こう、子供に命題を背負わせる作品が最近とにかく辛い。はぁ。
saku

sakuの感想・評価

3.8
小学生が両親を亡くした直後にこんなにたくましく新しい生活をやっていけはしない、と思ってしまうけど、全体的にまとまってたし普通に感動した。
その辺で量産されてるハリウッドより断然いい。
尺が短いせいかな…もう少し時間があれば細部まで丁寧にいけたと思う!あともう一歩欲しいと思う作品!
千と千尋に話がちょっと似てるし、監督もジブリ出だからどうしても比べてしまう。
Yoshishun

Yoshishunの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2011年に世間を騒然とさせたTVシリーズ「魔法少女まどか☆マギカ」。如何にも少女漫画に登場しそうな可愛らしいビジュアルと、自分の魂と引き換えに魔法少女として魔女狩りを強行させるというパワハラストーリーのギャップが魅力の、それはそれは恐ろしくも、緻密に描かれた素晴らしいアニメ作品です。

しかし第1話放送時はあまり話題にはならず、異色のスタッフが集まった普通の魔法少女アニメという認識しかありませんでした。化けの皮が剥がれたのが、例の第3話。主人公クラスのキャラクターが首から食べられるという残酷すぎる退場に、世間は度肝を抜かれ、とうとう魔法少女と一概に表現できない一線を越えてきたのです。

前置きが長くなりましたが、要するに見た目だけで判断してはならず、ちゃんと中身を見ることが重要ということです。その点、『若おかみは小学生!』も同様に作品ポスターやキャラクターデザインで判断しない方がいいです。

本作は公開前は主人公が小学生という設定に加え、目がくりくりな如何にも幼児から小学生が好きそうなデザインだったため、児童向け映画のイメージが強くついていました。しかし、アヌシー国際映画祭での受賞に加え、ライムスター宇多丸といった多くの著名人から絶賛され、「2017年は『この世界の片隅に』、2018年は『若おかみは小学生!』」と評されることもありました。去年を代表するジャパニメーションの一作として名を馳せることになったのです。


旅館の女将を祖母にもつ少女・織子(おっこ)。地元の神楽を見に行っていた帰り道、おっこと両親の乗る車は事故に遭う。おっこ自身は助かるも両親の姿はない。その後、おっこは祖母のいる旅館に引き取られるも、部屋に少年の幽霊がいることに驚き、そして何故か旅館の若女将として働くことに。幽霊の助言もあり、若女将として成長していくおっこ。彼女は両親が元気に見守ってくれていることを信じ、宿泊客をもてなしていく。母を亡くした少年、男にフラれた美女と深く関わるなかで、おっこは自分が見たことのない世界に触れることに。ところがおっこにとって3番目の宿泊客は、両親をも巻き込んだ自動車事故の関係者だった……

見た目からは想像もつかない程のヘビーな内容で、現在大ヒット公開中の『ジョーカー』をも彷彿とさせる展開も用意されています。おっこの非現実的な体験を通して、ついに自身の現実と向き合うことになるクライマックスは、小学生にはあまりに過酷すぎます。事故のトラウマを乗り越え、一流の若女将と成長していく過程は約90分という尺においてもテンポよく描かれています。また人の繋がりという普遍的なテーマもうまくミックスさせ、全く飽きさせない作りになっているので、近年のアニメーション映画ではまさに傑作に相応しいのではないかと思います。最初はキャラクターのデザインや動きに違和感を感じるかと思いますが、徐々に慣れていくのでご安心を。

少しあからさまに感動させるような描写もなくはないですが、優しい涙に溢れるアニメーション映画です。必見。
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