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軽い男じゃないのよのkureaのレビュー・感想・評価

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)
3.0
見てて変な気分になった。
恋愛において男女の立場が
逆転してるのとか違和感。

でも自分にとっての"普通"とか
日常の中での"当たり前"のような感覚って
ジェンダー問題において考えてみると
男は女を、女は男を好きになるのが
当たり前のようになってたり
その同性愛とか自分と心の感覚の違いに
おいて
差別や偏見の対象になったりすることを
最近では社会で考えて受け入れるような
姿勢が求められていて
私自身もみんな人それぞれで
いろんな人がいて
だからこそその当たり前や普通だと
思っている感覚って
それは一個人の感覚に過ぎなくて
当たり前や普通ってあるようでないように
大人になった今では思ってたけど
なんだか不思議な感覚になってしまった。

それはまだ自分の中での
普通や当たり前の感覚が抜けてないところもあるんだろうなとか思って
少し心がキュッとなったけど
物語の当事者として視点を当てた時
結局は今自分の感じてる違和感は
私個人の持つ感覚であって
もしこれが現実になったら
それが当たり前の世界ようになるから
そんな世界でもし私が生きてたら
自分にとってもこの世界が
普通であって当たり前の感覚になるのかな
なんて思った。

こうして書いた自分のレビューも
自分で書いてよく分からない感覚。
今のこの世界で生きてる私にとっては
未知の世界に入ったような作品だった。
だけどちょっとこうして深く考えた時
それこそ男女差別とかそういう
隠れたテーマやメッセージ性も
あったりするのかなとか考えた。
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