先駆的科学者であり、著者であり、精神的指導者のラム・ダスが、自分の人生の終わりを感じながら、人生や生死観について思いを巡らせるドキュメンタリー。
彼が最後の住まいに選んだのはマウイ島。
四方を自然に囲まれ、家からは海が見える。
都会の喧騒とは程遠いその場所で彼はひっそりと暮らしています。
このドキュメンタリーはラム・ダス本人が自分の人生を振り返り語ります。
そこには死を前にして悟りを開いた一人の男性がいると同時に、どれだけの偉人でも平等に死は訪れるという虚しさがあると思いました。けれど彼は、死を虚しいとは思わず、ある種の変化で非常に前向きに捉えていました。