YasujiOshiba

翔んで埼玉のYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
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ネトフリ。なぎちゃんのお相伴。大笑い。官制クールジャパンには出せないクールジャパンが満載。これならイタリアでうけるのもわかる。

個人的には麻生久美子がブラザーとむに食ってかかるシーンが最高。あとは二階堂ふみの美少年ぶりには「萌え」るわ。GACKTとか伊勢谷とか京本とかは、二階堂が輝くためのデコレーション。

中心にあるのは、どこまでも特性のない県《埼玉》なのだけど、その空虚が日本を、そして世界を席巻するところはまさに、資本主義的な自由市場世界を駆動する空虚への欲望が地下に根を張ってついにはザイオンを生み出しているという寓話。

たのしうございました。
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