rpmu90377

翔んで埼玉のrpmu90377のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.7
「いくら表現の自由が認められていても人を出身地で差別するような映画を公開してもいいのか!」等の批判はなかったのだろうか(そんな批判をしたら無粋の極みと笑われるだけだろうが。)。私は関西人なので「関東の状況」はよくわからないが、そんなに埼玉って虐げられてるのか?千葉、群馬、茨木も。。。終始、疑問を感じながら、そして関東の人たちの苦悩に思いをはせながら、この映画を観た。宝塚歌劇風の衣装やセリフ、性別を超越した人物設定などの非現実的な世界観とは対照的に、「関東の状況」が現実の問題として(でいいのよね)真面目に描かれているところが面白い。非現実的な世界観にGacktや京本政樹などの個性の塊のような役者がマッチしていてよい。
rpmu90377

rpmu90377