もの語りたがり屋

翔んで埼玉のもの語りたがり屋のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.6
大人たちのムダな本気が見られる仰々しい大作

大の大人たち、錚々たる役者陣が揃ってクソ真面目にこんな茶番を繰り広げるバカバカしい愛すべき作品(褒め言葉)。
天邪鬼な細かい視点に愛のあるアイロニーが詰め込まれていて原作の漫画も素晴らしい。これを1982年に書いていたとのことでそのころからこういう見方をされていたのか。
それをここまで壮大な映像化をしたこの映画に拍手を送りたい。

東京在住としてはかゆいところに手が届くあるあるネタが面白かったが、関東圏以外の人も楽しめるのだろうか。