あさと

翔んで埼玉のあさとのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
4.7
埼玉だからってバカにはさせない。埼玉の威信をかけて戦うコメディバトル映画。

ストーリーは普通だったが、俳優陣と多額の予算を掛けたんだろうなと思わせる映像がよかった。10年ほど前に見た「となり町戦争」という邦画とアイディアが似てたんだけど、あちらは低予算で映像がしょぼかったのに対し、こちらは豪華な役者、セット、エキストラで映像の充実度がすごかった。

キャストがとてもよくて、GACKTはいつものGACKTって感じだったけれど、二階堂ふみのなりきりぶりが凄かった。彼女は派手なメイク似合うね。間宮祥太朗、島崎遥香、加藤諒、などの脇役もよかった。

演出や編集も凝っていて、制作者の本気がうかがえる映画だった。10年ほど前だったらきっと、こんなバカバカしい映画にこんな金を掛けて工夫を凝らした作品にしないだろうなと思ったので、なんか邦画のスケールアップに嬉しくなった。年上の女性が好きなので、最初の方に出てきたセクシーなお姉さん方が何者か気になった。
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