のnきち

ワンダーランド北朝鮮ののnきちのレビュー・感想・評価

ワンダーランド北朝鮮(2016年製作の映画)
3.8
2018年鑑賞no.108(劇場鑑賞no.88)
シアター・イメージフォーラム 劇場① C−4

キャッチコピーは
〝プロパカンダか?それとも現実か?〟
個人的には、プロパカンダを感じずにいられない作品だった。

チョ・ソンヒョン監督が北朝鮮を撮るために、韓国籍を放棄してドイツのパスポートで北に入り取材したドキュメンタリー。

なんとも、この作品を観ていると、国民がとても幸せそうな暮らしをしているようにに思えてくる。
良き北朝鮮のアピールが否めないけど、国民はその中で生きているんだと実感させられた。
そして、自分が北朝鮮に生まれたら、きっとその中でも希望を持って働いているのかなぁと思った。

予告でも取り上げられた縫製工場の体操シーンは北の得意なマスゲームを彷彿とさせるのかと思ったけど、色んな人が居て夢を持って働いている人もいる普通の工場といった印象。

北朝鮮に対して良いイメージを持つことは無かった。
ただ、当たり前のことなんだけど、そこで生きている人達は私たちと同じように未来に向かって毎日を大切に過ごしていることに気がつかされた。
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