ドクバリ

バーニング 劇場版のドクバリのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.0
面白かったです。

昔、テレビの特番かなんかでドラマがやっていて、面白かった記憶があり(ググってもなんも出てこない…夢?)、原作を読みたいなぁと思っていたんですが読んでなくて、そこから多分数年経って今、韓国版てゆうか映画版?を観た次第です。

🐄ストーリー
街中で偶然、昔の幼馴染みのヘミと再会したジョンス。
すぐに意気投合して良い感じになる2人。
そして、アフリカに旅行に行くという彼女に頼まれて、しばらくネコの世話をすることになったジョンス。
旅行を終えた彼女を迎えに行くと、彼女の隣にはベンと名乗る男がいた。
物腰柔らかでイケメンな上にポルシェを乗り回す、絵に描いたような金持ちのベン、自由奔放なヘミ、ジョンスの3人は度々会うようになった。
ある日、葉っぱでキマったベンは、気まぐれにビニールハウスを燃やしている、と話す。そして、近いうちにジョンスの近所のビニールハウス燃やすことを予告する。
なんだかいろんな意味でカチンときたジョンスは、、、。
🐄

村上春樹の「納屋を焼く」が原作の本作ですが、特に何が起こる訳でもない感じ、ヘミに振り回されるジョンス、伏線のようでいて全く回収されない出来事たち(しかもとても重要)とか、スゲー村上春樹っぽくて居心地が良かったです。
それだけに、ラストシーンには面食らいました。
多分結末は映画オリジナルですかね?

テレワークで電車に乗ることが無くなったのでめっきり本を読まなくなってしまいましたが、今度こそは原作を読みたいです。
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