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バーニング 劇場版のymmtdiskのネタバレレビュー・内容・結末

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

イ・チャンドン監督の映画は初めて鑑賞。映像がとても美しかったし、役者の演技もすごかった。
原作、村上春樹の『納屋を焼く』は読んでいたはずだけど、10年ぐらい前のことなので内容を思い出せず、再読もせず鑑賞。

簡単にセックスする、マスターベーション、井戸に落ちて見上げる丸い空、など、村上春樹的と言える要素を見つけてはニヤニヤしながら見た。
マジックアワーのトップレスダンスもそう言えるかもしれないけど、これはそもそも美しくて見とれてしまった。

イ・ジョンスとベンとの格差(グレートギャッツビー的)や、父親との関係(これは海辺のカフカ的な感じも)に、気持ちが暗くなりモヤモヤとする。
そしてラスト、純粋に受け止めると暗澹たる余韻を長く引く。
一方で、あれがイ・ジョンスが執筆したものだと考えると、そうやって折り合いを付けて、『ない』ことを忘れて生きていくのだろうな。とも考えられる。僕はこの解釈が好き。

2/15 ムービーウォッチメンも拝聴済み、影響箇所もあり。