しんじ

バーニング 劇場版のしんじのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
5.0
まず、主人公のユ アインがものすごく良い。

彼のボーとした表情を見ているだけで、彼が何を考えているのかわからないが、感情移入してしまう。

父親が公務執行妨害で裁判にかけられ、母親は借金の相談に会おうとする、仕事はアルバイトを探そうとするが上手くいかない、彼にとって生きる希望がヘミだったのは間違いないと思う。

ただ、あのシルバーのポルシェに乗っていた彼が殺したのかどうかはわからない。

村上春樹の短編小説をここまで上手く映像にするイ チャンドン監督、また、次回作も期待しています。
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