このレビューはネタバレを含みます
納屋を焼く、読んだことあるんですけど、、、。この作品を観て、また読みたくなった。
出てくる人がみんな謎に思えてくる。ヘミも最初からなんか?って感じだし、ベンはだいたいがうさんくさいし。ジョンスも、行動だけみれば、やばいよ!ベンの周りの友達も変だし、ヘミが居なくなってからも、ヘミのような若い女の子が出てきて、その子だけが楽しそうにしゃべる食事会は、デジャヴでしかない。
最初から、何か答えが提示されると思わずに観たので、全然大丈夫ですけど、すごいな、笑。
これは、何かの暗示なの?と思わせる。それが最初から最後まで。
もしかしたら最後のシーンは、ジョンスの書いている小説の中の出来事なのかもしれないし、どこからどこまでが現実なのか、わからなくなるような作品です。
昔、あったことを自分しか覚えていない、となるとあれは現実じゃなかったのだろうか?そんな気持ちになる。
ただ、彼女は確実にいたんですよね?彼女のいない部屋、バイト先の同僚、彼女にあげた時計。
ミステリーというには新しすぎるし、独特でした。