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バーニング 劇場版のashのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
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イ・チャンドン作品初鑑賞。メタファーや解釈は宇多丸さんのレビューを見て腑に落ちた点が多かった。
・カメラワークがデヴィッド・フィンチャーみたい。画面の中の人物とシンクロして動くが、その視線の先に何があるかはすぐには見せず、焦らす。

・ポルシェのテールランプで赤く照らされたジョンスの顔や、ポルシェ(財力・生まれ落ちた家が良かった幸運)の陰に隠れてベンを覗き見るジョンス。そのロングショットは彼らをポルシェで隔ててる。あたかも、存在する世界が違うように。そういう細かい演出にゾクっとする。
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