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バーニング 劇場版のtento64のレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
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原作はだいぶ昔に読んだ。
村上春樹は昔だいぶハマって1Q84より前の本はほぼ読んだくらいなかんじ。

結構原作ファンもまぁまぁ満足な出来なんじゃないでしょうか。
村上春樹頻出モチーフの猫、井戸もばっちり出てくる。あと裏モチーフは暴力(的なもの)

この映画はテレビ放送版と劇場版と2つあるらしく、劇場版では原作からはかなり踏み込んだ展開になって終わる。
原作読んでるからだけど、ミステリーっていうほど謎解き要素あったか?とは思った。
この映画の男性の登場人物は三人いるけど、全員暴力的。
朴訥田舎青年みたい主人公も、一回ヤッただけで彼氏ヅラ感がきついなーと思った。

正直村上春樹の著作にも時代遅れになっている箇所はあるので、そこをうまくアップデートしてるんじゃないかなと思った。
原作は「納屋を焼く」なんだけど、映画では「ビニールハウスを焼く」に改変されてるけど、ビニールハウスの方が嫌な感じが増してる。臭そうだし、変なガスとか出てそう。
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