バーニング 劇場版の作品情報・感想・評価

「バーニング 劇場版」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

上質なミステリーであり、
何より普遍的な寓話であり、
でも物語論として受け止めた。。

彼女が消えた理由をベンという物質主義、格差に押しつけたいが、何一つ証拠が無いことを主人公は分かっている。
そして終盤ついに物語を書き始める。
それは、ベンが”真犯人”ではないことを認め、自分の醜さや弱さと向き合うこと。

人にとって「物語」は生きる術で、
現実に直接影響を与えるような力はないけど、その想像力は時に次元を食い破り、己の弱さと対峙させる。

つまり私も「物語を書き始める」シーンから先は主人公が描く物語内の世界だと信じたい。
村上春樹にとっての「猫」も正しく描かれている気がする…
MACO

MACOの感想・評価

2.0
「シークレット・サンシャイン」「オアシス」で知られる名匠イ・チャンドンの8年ぶり監督作で村上春樹氏が1983年に発表した短編小説「納屋を焼く」を原作に物語を大胆にアレンジして描いたミステリードラマ。

アルバイトで生計を立てる小説家志望の青年ジョンスは幼なじみの女性ヘミと偶然再会し彼女がアフリカ旅行へ行く間の飼い猫の世話を頼まれる。

旅行から戻ったヘミはアフリカで知り合ったという謎めいた金持ちの男ベンをジョンスに紹介。

ある日ベンはヘミと一緒にジョンスの自宅を訪れ、ある衝撃的な秘密を打ち明ける。

そして、その日を境にヘミが忽然と姿を消してしまう。ヘミに強く惹かれていたジュンスは必死で彼女の行方を捜すが。。。

ちゃんと観られるのは2時間以上あるうちのラスト30分くらいかな?
いや、10分?

淡々と進むストーリーも途中退屈してしまうしベンの家のお手洗いで物的証拠を掴むものの残る大半は主人公の想像と観ている側に託される。

多分そういう事なんだろうな。。。とは理解出来るんだけど、やはりこういったミステリーものは死体など出てこないとどこかピンと来ない。

ジョンスという存在がありながら何度もベンの車で行き来し親しくしたり、いきなりジョンスとベンの目の前で上半身裸で踊り出したりヘミの行動もよく理解出来なかった。

小説として読んだら面白かったのかな?
原作未読だけど私にはこの作品の良さがなかなか理解出来ませんでした💦💦
あん

あんの感想・評価

3.1
ハルキっぽいところとハルキっぽくないところがあったんだけど、原作読んでないからよくわかんないんや。韓国映画、って感じではある。
kf

kfの感想・評価

3.7
記録
OLN

OLNの感想・評価

4.1
何でもない台詞だと思っていたヒロインの冒頭の一言のせいで、最後まで何が本当か判らなくなってしまう。
本当だと思ったものは嘘かもしれない。嘘だと思ったことが本当かもしれない。答えは自分で出すしかないみたいです。
YAZ

YAZの感想・評価

3.7
原作には書かれてないベンの秘密の解釈が某書に記載されてるものそのままなのが残念。偶然なのか有名な解釈なのか知らないけどそこは変えて欲しかった。何れにしろそこは知らない方が楽しめそう。全体に村上春樹色は出てたように思うけどラストは無理矢理自分の色を出した感じでやや浮いてる。
eiga

eigaの感想・評価

4.0
この国にはギャツビーが多すぎる。

ポルシェとトラックの対比。

ジョーカー的なダークヒーロー構造。

非モテの妄想と偶像崇拝。
想像は超えませんでした

もっとスリル的なんほしかったな〜
真実はみんなの頭の中って感じ?
前半のカットの多くが美しかった。
また、ドライなタッチも素敵だった。

村上春樹さんということもあり、内容としては繊細で、比喩的な描写が多かった。

あの結末をどう処理・解釈したらいいのか。
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