バーニング 劇場版の作品情報・感想・評価・動画配信

「バーニング 劇場版」に投稿された感想・評価

もっと燃やせや
今更観たが…そもそもあまり覚えてないが、納屋を焼くってこんな話だっけ?

韓国にはギャツビーが多いという台詞は、一瞬上手い事言いに聞こえるが、必ずしも的を得てる言い方ではない?

あと「消える」という出来事を、時計、煙、臓器売買、猫で思わせぶりに暗示しすぎ。
ちろる

ちろるの感想・評価

4.2
あんな短編をどうしたらこんな2時間越えの作品にできるのだろうか?と興味があったが、やはりイ・チャンドン監督の表現力は予想以上に偉大だった。

ミステリーと大々的に紹介されたこの物語だが、ありきたりな謎解きなどない。
貧しい生活を送る主人公ジョンスの心象世界から生まれる「戸惑」「不信感」が次第に膨れ上がるその過程において、映像で表現するに148分という時間が必要だったのだろう。

賛否両論はあるのかもしれないけれど、原作では描かれなかった部分をジョンスに結論付けさせたことで、ある意味映画的にはある意味後味の良いものになった。

遠くからは北朝鮮のプロパガンダ放送が聞こえる落日の暁に染まる貧しい田舎町のシーンで大麻を嗜みながら、微睡む。
これは、作品において一番重要かつ美しいシーンでもあるのだが、
曖昧な恋愛感情、定かではない過去の記憶、奇妙な三角関係に決着をれ付けられないままジョンスが本格的に魔の渦の中に閉じ込められる瞬間でもある。

原作を初めて読んだ当時はその曖昧さの雰囲気を享受して満足していた気がするけれど、パラサイトがヒットしている韓国が舞台だからなのか、この物語においては、幼馴染ろジョンス、ヘミ/ 謎の男ベンの間に抗えようもない貧富の差を強調して、都会と田舎、生まれの違いによるどうしようも無い韓国の貧富の格差に対する、微かな怒りを挿入させているように感じました。
深いと思わせておいてその実、たいした内容でないのは村上春樹らしいし、映画の作りも難解なふうを装っているだけである。退屈。
n

nの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

難しかったけどヘミが消えても自分の中で一番存在感あったのは最後までヘミだったしチョンジョンソっていう女優さんを知れたことが一番嬉しい😆ヘミ綺麗だった✨

このレビューはネタバレを含みます

村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作というかベースになっていて、韓国の監督が映像化したみたい。

ヒロインのキャラクター魅力的。美脚。

男のほうは情けない感じがよい。

不思議なベッドシーン。

銀色のスポーツカーに乗った男登場。ギャツビー。

猫、料理、電話、お供物、メタファー。

ワインを飲み、3人でまわすジョイント。

すきに踊って、すきに寝る彼女をソファーで寝かし、会話がはじまる。

スポーツカーの男が言う。「僕は時々、ビニールハウスを燃やすんです」

その後必死に探し回るが燃やされているビニールハウスは見つからない、彼女とも音信不通になる。猫も最初からいなかったのか?

映画の最後のほうになると彼女が最初からいなかったような気分になり、強い喪失感を覚える。唯一繋がっているのは自分だけなのではないかと。

最後のシーンはやはり燃やされるのを待っていたのかな。

小説も改めて読みなおしたくなる映画でした。おもしろかったです。
「ここに真実があるって思わないで、
真実がないことを忘れたらいい。」

メタフォーが多すぎてとても難読な映画だった。真実を気にしたら負けなのか、、

でも映画の撮り方がとても美しかった。普段からの韓国と違う風情が見られる。
ベンとジョンスの間に表した社会矛盾も考え深いテーマだ。
Y

Yの感想・評価

4.2
女の失踪・職のない主人公・井戸・猫すべてが村上春樹的だったし、短い原作からここまで膨らませたことがすごい。ノルウェイの森の数百倍は成功した実写化だろう。画も音楽も申し分無かった。

一方内容は完全に謎で、事象同士の繋がりがあるのかないのかさっぱりわからない。そこにさらに現代韓国社会の要素が混じり込むから読み解くのが難しい。ヘミの話はどこまで事実だったのか、ベンが言っていた「ビニールハウスを焼く」こととはただの比喩表現だったのか、すべてが謎。もちろんこれも村上春樹的と言えばそうなんだが。
鳥、えぐくないですか?
後半のビニールハウス巡り辺りからの美しさ。こういうの一回でも撮りたいな。
メイキング見たら納得

車周りの撮り方。
ラストカットとか特に

空港のシーン
私「ウォーキングデッド!」

言葉によるメタファーは大好き。
井戸の件とかあれ系の話はフェチ。

ただストーリー全体としては、
メタファーが多くて少し思わせぶりすぎに感じてしまったのと、
朝焼け以降の後半のリードが順当すぎて、本当にミスリードかと思っていたら、そのままストレートに行かれたので逆にびっくりしてしまった(どんでん返しとかは別に一切求めてませんけど本当「ストレート」)。

"ビニールハウス"などに焦点がいきがちだが、実は、男がこの2ヶ月サイクルに主人公というイレギュラーを最後まで迎え入れているのがよくよく考えると変で(最初は堂々と平然を装っている延長線上なだけだと思っていたが)
けっこうミソなのではと、妄想を膨らませている。
男は何に対して「嫉妬」したのだろう。

いろいろ追記するかも。
もう一回見たい。
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