碧

毒戦 BELIEVERの碧のレビュー・感想・評価

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)
4.0
本来ノワール映画は全然観たくないジャンルだけど、チョ・ジヌン氏とリュ・ジュンヨル氏がメインで絡むというのなら話は別だ。

しかしやっぱり観てみても、何が面白いのか分からないストーリーだった(汗)
しかしチョ・ジヌン氏とリュ・ジュンヨル氏はやっぱり素敵だったので2人の演技を楽しみました。


【少しネタバレ】

しかしこんな私でも、観る前にオチのつけ方は予想が付いたので、この映画が本当にノワール映画としてイケてるのかは分からない…。

☆1つはチョ・ジヌン氏とリュ・ジュンヨル氏に。あ、ソ・ヒョヌ氏も好き(笑)

ツンデレが韓国語でも「ツンデレ」だったのが面白かった。



【拡大版ラストを含むネタバレ】(後日追記)


映画館で観終わった直後は自分の中で楽しさが勝っていて、ニヤニヤ笑いをこらえるのが大変だったのだけど、やっぱり、この作品を飲み込みきれなくて、引きずっている。

どんなに作品に寄り添おうとしても、ラストが飲み込めない。

ウォノがラクを殺す動機が分からない。自由にしておいていけないのなら、するべきは逮捕だと思うし、そこから殺意まで飛躍する理由が、分からない。
ウォノは、仕事にのめり込み過ぎかもしれないけれど、だいたいの行動原理は常識人のものだと思う。
そこから飛躍する行動をとるのならば、その心情の流れを見せてくれないと、私としてはやっぱり納得できないのだと思った。
碧