みかぽん

ビリーブ 未来への大逆転のみかぽんのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.8
アメリカから遅れること10余年、1985年に日本でも男女雇用機会均等法が閣議決定されたことで、翌年からは女性総合職の雇用が本格化した。
とはいえそれは段階的なもので、幼い頃からパイロットに憧れていた友人は就職試験を受けるチャンスさえ与えられなかったし、妊娠した女性の多くは泣く泣く辞表を書き、その後元いた場所へ戻れることはなかった。また勤め人である以上は参加必須!の号令がかかる飲み会で仰せつかる接待役。果ては二次会でのチークダンス要員😱😱(何も特別な会社ではなく、何処も皆こんな感じ😖)。しかも〝本人達も楽しんでおります〟的な扱いにされ😭⤵︎⤵︎これを引受けざるを得なくさせる現場の高圧に、それ、どう考えてもおかしいだろぉー!👊👊と)心の中は怒り沸騰。。
今となってはにわかに信じ難いが、こうした時代は確かにあったのだ。
世にある権利とその獲得には、名もなき先人達の言葉にならない様々な思いや諦念があったことを改めて思い返してしまう。そんな映画だった。
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