猫

ビリーブ 未来への大逆転の猫のレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.8
副題は余分だと思うけど、似たような邦題映画と区別するためだろうな。
原題が的確だと思うのだけど。 

ハマーがいいダンナ過ぎて。
だから彼女は大学にも行けたのだと、言われてただろうな、と推察しちゃった。
これ、もしかしたら『グリーンブック』の問題と同じかも?とちょっと思った。

差別が当たり前過ぎて
差別と自覚することもなく過ごしていた学生時代。
そのうち
男も男らしさに縛られてると気づいて、
女性差別にも反応しだした自分。
先人達が苦労して勝ち取ってきた事なのだと、改めて感謝。
ルースと同年代だった、亡き母を思い出したラスト。
涙がこぼれた。
亡き母は女性差別に敏感だった。
女だからと学問は要らないとか、夫には従わなければいけないとか
いろんな枷を嵌められていて
それを外そうとしていた。
そんな先進的?な母に育ててもらって良かったと感謝。

誰のための弁論?
むろん自分の娘(未来の女性)のためのものでもあるのだ。
感謝。
未来の女性たちのために、今の女性た(自分)たちも頑張ろーっと
猫