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ビリーブ 未来への大逆転のhasomoのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.1
男尊女卑が強い時代に主人公のルース・ギンズバーグが困難な訴訟に立ち向かう話。

女性に対しての差別発言が多く、
時代背景が伝わりやすい描かれ方だと感じた。
当時の女性は男性よりも地位が低く、就ける仕事に制限があった。
女性が軽蔑されているシーンを見て、昔はこんなにも女性は生きづらかったのかと感じてしまった。

そんな時代の中でも諦めずに道を切り開いていく姿には勇気がもらえた。
女性である彼女は男性から見下されるシーンがあった。
彼女自身特別な才能があった訳でもない。
でも、努力を積み重ねて乗り越えていく姿に胸が熱くなった。

そして、ストーリー以外の注目点はアーミー・ハマー演じる夫、マーティンの人柄。
女性を軽蔑せず、自分の意見をもっていたので、
男のお手本となる人物像だった。

ストーリーは法律を扱っているもので、過去の判例や専門用語が出てくるので少し難しく感じた。
けど、時代を変えようとした1人の女性とその周りの人達に胸が熱くなる話だった。
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