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ビリーブ 未来への大逆転のYYamadaのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.0
【これは面白い!!オススメ映画】
実在する女性弁護士の男女平等をかけた裁判を描く「映画の教科書」的な佳作!

〈見処〉
・現職のリベラル派連邦最高裁判事、
ルース・ベイダー・ギンズバーグ女史が弁護士時代に挑んだ男女平等裁判の実話をベースとしたストーリー。
・監督は近年では寡作のミミ・レダー
・本作の特徴は、個人成長、夫婦愛、親子愛、社会的正義、伝記、法曹…何れの切り口でも模範になり得る完成度だということ。過度な演出やドラマ仕立ての脚色を避けつつ、無駄なシーンもない。まさに「映画の教科書」として、オススメしたい。
・特に「夫婦間の尊敬関係」「親子間の反目と和解」「弁護人としての信頼関係」が丁寧に描かれており、好感を持てる作品となっている。
・終盤の法廷弁論のシーンには、万人の胸を熱くする説得力があり、ラストシーンとなるご本人の近影も凛々しい。
・ケシャが本作に書き起こした「Here Comes the Change」の曲が流れるエンドロールも確かな余韻を残してくれる。
・但し、原題『On the Basis of Sex』に対する邦題は、作品のテーマがチープとなり、少々残念。でも直訳では売れないな…

ぜひ多くの方に観て戴きたい。
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