ビリーブ 未来への大逆転の作品情報・感想・評価

上映館(2館)

ビリーブ 未来への大逆転2018年製作の映画)

On the Basis of Sex

上映日:2019年03月22日

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

あらすじ

「ビリーブ 未来への大逆転」に投稿された感想・評価

ニニ

ニニの感想・評価

3.0
確かシャロン・ストーンの発言だったと記憶しているのだけど私の好きな言葉に「男女平等とは男女が同じラインに立つことではなく等しく価値のある2本の線があるということ」と言うものがある。この映画はその前段階のお話。まだまだ女性達が男性と同じ事ができると主張しなければいけなかった時代。

本作に触れるまでルース・ギンズバーグという女性のことを知らず、20世紀のアメリカであのような性別による差別が幅を利かせていてたこと、闘った人達がいたことについて考えたこともなかった。冒頭に挙げた言葉は少なくとも日本においては今もまだ達成されていないと感じるが、ルースのような先人達の尊い歩みがあったから今日があり、今日があればこそ私達は未来を作ることができる。

実話に基づくだけに匙加減が難しくて、あまり映画的なカタルシスに偏り過ぎても白けてしまうとは言えもう少しパンチがあっても良かったかな…と思ったところに最後に流れたご本人の肉声と思われる弁論とそのお姿のなんと力強いこと。
彼女のドキュメンタリー映画も公開を控えているということで、ぜひ観てみたいと思った。

《SCREEN13(東京宝塚地下) 》

配給:ギャガ
AyuAyu15

AyuAyu15の感想・評価

4.2
今あたり前のように女性が男性と平等に学んだり働いたり自分の意思で生きたりすることが、ついザックリ半世紀前には考えられないことだったという事、是非知っておいて欲しいし覚えておいて欲しい。

私たちが手にしている権利や自由は、このルース・ベイダー・ギンズバーグのような人が必死に戦ってくれたからこそある、という事。

そしてまだまだ私たちに困っている事、腹が立つ事があったら訴える事が出来る権利を彼女のような先人が勝ち取ってくれている、そんなラッキーな時代に生まれているんだということ。

女性を差別するということは男性を差別していると同じ事で、男性もまた男はこうあるべき、みたいな”イメージ”の鎖に縛られている。それでいいの?

若い頃私はどちらかと言うと内面の世界に興味があった、心理学とかカウンセリングとかそんなものに。最近やっとそれはそれとして、じゃあ外側の世界をそれぞれの内面の世界に合わせて行けばいいんじゃないのとこの歳でやっと気付いて法律とか政治って本当はおもしろいんだなって分かって来たからこういう映画ワクワクする😃

「裁定は天気には左右されないが時代の空気には左右される」

本当にそう、民主主義の国ならそうあるべき。

「先ず人の心を変え、次に法律を変える」

いや、人の心が変わっていたら、人の暮らし方が変わって来たら、それに合わせて法律を変えるのだ。

法律というものはこうして変えて行くべきものだし、これがカンペキ!という法律はない。

だから私は日本国憲法だって本当に必要であれば変えていいと思っているんですよ〜、ただ、本当に議論を尽くしてからならだったらね。
一部の人が勝手に変えちゃダメですよね〜。
「理性こそ全ての法の魂である」
カッコいいね〜。
私は基本的に理性より感性の人なので本当に憧れるわ😍💓

ただ個人的にはこういうヒューマニズム系の映画のBGMの弦楽器が嫌い、音楽でそんなにアゲアゲに盛り上げなくてもいいのになと。せっかくいいなと思って観てるのにちょっとシラケる、ダサい。

ルースが挫けそうになった時の娘ジェーンの言葉
「誰のために頑張っていたの?私のためにじゃやかったの?」
という言葉には本当に心打たれた。

この映画で感動した人は是非
『未来を花束にして』
もおススメです(^^)
ひたすらにかっこいい。
人種差別もそうだけど、男女の性差別もほんの少し前の時代には当たり前のようにあったんだなと。
そして、日本でも雇用機会均等法などの法律が出来たりと未だに存在するわけで、その問題に切り込んだ女性弁護士の実話。
ですごく興味深く見れた!
FUKU

FUKUの感想・評価

4.5
2019年 39本目
性差別と戦う実在した女性弁護士の話。
実話ということでスコアはつけてませんが…

まず一言。かなりの良作です。自分的に笑

人種差別とはまたちょっと違う
論点がまた楽しい。

女性が活躍する映画は楽しいね!
見ていて気持ちがいい!

力強く芯のある女性を演じた
フェリシティジョーンズ、、、
美しくかっこよかった。

そんなフェリちゃんを支えつつ
一緒に戦うアーミーパパ、、、
理想のパパ像すぎるしなんだあれ。
わしもあんなパパになりたい。

ママに似た娘さんもしっかりママを
支えてて。
なんだろう性差別をテーマにした映画なのに
家族愛もしっかり感じた。

良作!
GURU

GURUの感想・評価

4.1
私にはまだまだ難しい内容でしたがとても心に響き、憲法への興味もわく素敵な作品でした。今現在女性が思うように働けていることに今まで何の疑問も感じていませんでしたが誰かが世界を変えてきたんだという事、今なにも感じず平等に生きていることをこの作品をもってすごく贅沢だとだいうことに気づかされました。まだまだ世界は平等という言葉どうりの世界には行きついていないかもしれませんが時代が変わってきたように憲法も変わっていき平和へと近づいている、そう感じました。他国では国を変えるためにデモを起こしたりと国民たちが声を上げて戦っているのに、その心がまだまだ日本には足りないような気がします。せっかくの民主主義を台無しにし政府にまかせっきりな日本は馬鹿で何も考えず自ら苦しい道へと進んでいるのだという事、行動に移さなければ何も変わらないことを心新たに考えさせられました。日本人はもっと国に興味を持つべきだと感じた作品であり、女性に平等の権利を与えていただいたからには今を精一杯生きるべきだと思いました。

ルース・キングバーズの様に意思を持ち発信でき、革命を起こせるほどの芯を持った素敵な女性になりたいものです。また、彼女の祖母 「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉 も心に響く素晴らしい名言だと思います。疑問が世界を変え今に至ると思います本当に。私も疑問があればとことん追求していきたいです。今はネットも普及し昔より断然情報も得やすく生きやすい世界になったと思います。その世界に乗っかるのではなくともに進み活用していきたいと思います。

構成やキャストについて
近作品は実話をもとに作成されたものですがキャストの先入観もなく内容にのめりこめるシンプルで分かりやすい素晴らしい作品です。 ルース・キングバーズ 役の フェリシティ・ジョーンズ もかなりのはまり役で強い女性が本当に似合う素敵な女性です。セリフを覚えるのはさぞかし大変だったでしょう…役者とはすばらしい。当事者しか味わうことのできなかった過去の実話をここまで再現していただき本当に感謝です。監督、キャスト共々に拍手です。

余談で、映画を鑑賞したら必ず鑑賞済みの方々の感想を読ませていただくのですが、今回“邦題が適当すぎる!”という感想を多数見かけました。私自身””ビリーブ””という邦題には何も疑問はなくむしろ確信をついている題だと思いまいた。私が思うに監督が鑑賞者に求めるのは自分を信じ正解を世界への革命をこれから自分たちが描く道を作り出してほしいという意図からきていると感じたので、その根本はやはり自分をどこまで信じることができるか、自分の思考が素晴らしくなくても、もし ルース・キングバーズ のような人が現れたときどこまで信じられるか、その信じる気持ちが今を作り上げ、これからの未来を作り上げていく、ということを伝えるためにも作成したのかな?と感じたため、近作品の邦題は素晴らしいと私自身は感じました。一個人の感想ですので批判はあるかと思いますし皆さんの感想も興味があるので是非共有したいです。未熟な私をどうぞよろしくお願いいたします(__)
「裁定は天気に左右されないが、時代の空気には左右される。」

アメリカ合衆国最高裁判所の判事を務めるベテラン女性法律家ルース・ギンズバーグの、主に弁護士時代の活躍を描いた作品。遵法精神の強い日本人には理解され難いけど、法律は必ずしも正しいとは限らず、時代の風潮や社会の必然によって変わっていかなければならない。その上で司法がとても重要な役割を持っているという事を、とても分かり易く描いている。

本作で主に描かれているのは、女性の人権向上であるが、その為に一部の男性が所得控除を受けられない法制度の不備を最高裁で訴える等、力技ではないテクニカルな手法で法の矛盾を指摘していくのが面白い。学者肌であった主人公に対し、デモ活動等の実行動に拘る娘との対立を描く等、実話物としてバランスの取れた優等生的作品だと思う。

ただ、粘り強さや信念だけで結果に繋げて来た人ではないのに、「ビリーブ」だなんて夢想家みたいな邦題を付けるのは酷すぎるだろう。タイトルにgenderではなくsexが含まれている理由も、作品を観ればある程度理解できる。邦題をつけるのなら「セックスの壁」等にすべきではなかっただろうか。
エンタメとしてうまかった
Amber

Amberの感想・評価

3.9
ルースベーダーギンズバーグ(RBG)、この人のエネルギーと強い意志に圧倒されました。
一方で、彼女が頑張れたのは、優しく、彼女を尊重してくれる夫と早い段階で出会えたからだとも思いました。

夫が学生時代に精巣がんに侵された時、自分の授業もあるのに夫の代理で授業に出たり、レポートを代筆したり、それはもう凄まじいサポートだった。幼い娘もいたのに、それが出来たなんて!
成長した娘との信頼関係も、とてもよかった。

彼女のおかげで、その後女性達がより自分のやりたいことを実行しやすくなったと思うと、感謝の気持ちで胸が熱くなります。

自分の直感と信念、圧倒的な努力を武器に、挫けそうになったら周りに助けられて、行動できたということが本当に素晴らしい✨

邦題はいただけませんが、RBGに改めて敬意を払う、良作でした!
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