子役として成功したジュディ・ガーランドの晩年、落ち目になった彼女の話。めちゃめちゃ雑な説明すると、ボヘミアン・ラプソディでクイーンが分裂状態になって以降みたいな感じ。
映画の中でジュディは酒に溺れてショーにも泥酔状態で出ちゃったりして、正直言ってかなり無茶苦茶な人に描かれてるんだけど、そこに個人的にはすごく人間味を感じて、ジュディ・ガーランドという人に興味が湧いた。
だからこそラストの感動もひとしお。特にタイトルにもなった「虹の彼方に」の歌唱シーンは、輝かしい成功によって、良くも悪くも狂ってしまったその短い人生について色々な想像を掻き立てる素晴らしい演技と演出だった。
ジュディ・ガーランドについては一切知らずに見たけど、すごく楽しめたし感動しました。