凄く観たかった映画でやっぱり期待を超えるレネーの歌唱シーンと演技力。
アカデミー賞主演女優賞は納得。
正に肉体を使っているところまで演技が素晴らしい。
子供時代のジュディも可愛かった。何だあの画面映えする少女は、、、
10代から薬漬けのような毎日で常に多忙。
時間に追われる日々の中、その反動は大人になって現れ始める。
しかしまだ少女時代の一面は変わっていないジュディ。特に人に謝る時、その面影は残っている。
現実で手に入らなかったものを掴むが如く、ステージに立つと圧巻のパフォーマンスを見せる姿が最高に輝いていた。
物語は辛い場面が多いが、ラストステージの鳥肌と、温もりあるラストシーンは泣きそうになりました。
少女時代、ケーキを食べることすら許されなかったケーキに思いを巡らすシーンなど、少女時代と今と共通したリンクがあるのも感動的。
とにかく丁寧な作品。
またもや心に残る映画に出会いました。
