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フェイス・ダウンのeigajikouのレビュー・感想・評価

フェイス・ダウン(2015年製作の映画)
4.0
『イースタン・プロミス』に出てきた様な若い娘の人身売買の実態をブルガリアのロマの人々が暮らす地域を主な舞台に
監督が実際会って話を聞いた人物をモデルに描くスリラー。
主人公サミー(メルヴィル・プポー)が助けようとするロマの少女エルカはじめ出演者は殆どが素人。1年かけてオーディションし120人を起用したそう。
これは直球で分かり易い描写のカメン・カレフ監督作品だった。
ブルガリアではテレビ放送もされ、60万人以上が見たそう。
スイスで行われた人身売買に反対する国際会議でも上映されたそうです。
メルヴィル・プポーが優しい人間性が滲み出てしまうヤサグレ男を好演。
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