かつて詠春拳の道を歩んだが、イップ・マンとの一戦の後、自らその武を捨てた男チョン・ティンチ。彼は再び守るべきのものの為に立ち上がる。
イップ・マン3で圧倒的な存在感を見せつけた、マックス・チャン演じる詠春拳の使い手、チョン・ティンチを主人公に据えたイップ師匠シリーズのスピンオフ第1弾(勝手に続編求む)。
ミシェル・ヨー、トニー・ジャー、デイヴ・バウティスタなどなど超豪華共演陣とマックス・チャンが織り成す、古典的カンフーバトルのオンパレード、は良いのだが、脚本が雑。この辺の作り込みの甘さはどうしても本家が本家だけに鼻についてしまいました。アクション滅茶苦茶カッコイイのにホント。バウティスタとの一騎打ち、トニージャーとの一騎打ちの場面はどちらも必見。チョン・ティンチというキャラクターを掘り下げ魅力全開で見せてくるのは最高オブ最高でした。
今作の欠点を補った続編を引っさげ是非シリーズ化してほしい。
