イップ・マン外伝 マスターZの作品情報・感想・評価

イップ・マン外伝 マスターZ2018年製作の映画)

葉問外傳:張天志/Master Z: The Ip Man Legacy

上映日:2019年03月09日

製作国:

上映時間:108分

ジャンル:

4.1

あらすじ

「イップ・マン外伝 マスターZ」に投稿された感想・評価

シュウ

シュウの感想・評価

4.3
拳は銃よりも強しな映画。
待望のマックス・チャン主演で、しかもイップ・マンシリーズのスピンオフとか、香港映画界のスターダムを2段飛ばしぐらいで駆け上がってる。

イップ・マン(ドニー・イェン)との詠春拳対決に敗れ、香港の武術界から去ったチョン・ティンチ(マックス・チャン)は、息子とともに食料品店を開き普通の生活を送っていた。
しかし食料品店の仕事は満足な生活を送るだけのお金を出すことは難しく、息子に白粥と揚げパンしか食べさせてやれないことを不甲斐なく感じていた。
そんなとき、アヘン窟に入り浸って代金を払えなくなってしまったナナ(クリッシー・チャウ)とその義姉のジュリア(リウ・イエン)がチンピラに追われているところに出くわす。
迷わず2人を助けたティンチだったが、そのアヘン窟を取り仕切っていたチンピラは、街の裏社会を牛耳る長楽グループのボスの弟、キット(ケビン・チャン)だったのだ。
キットに恨みを買ってしまったティンチはその願いとは裏腹に、裏社会との大きな戦いに巻き込まれていくことになる。


序盤からいきなり「間合いが7歩以内なら銃に打ち勝てる」とかいう謎理論を宣言すると同時に、トニー・ジャーとのベストバウトを見せつけてくれる太っ腹さ。
そんなわけないだろと言いたくなるけど、マックス・チャンならそうなる気がする、だってマックス・チャンだし。
本道のイップマンシリーズとはちょっと違ってやや現代的というか、詠春拳を封印してることもあってカンフーに寄り過ぎないアクションといったイメージ。
まあ超本格派カンフーはドニーさんのイップマンに任せればいいし、こっちは完全に架空のキャラクターなんだから色々と挑戦的なアクションを見せるという方向性で間違いないと思う。
飲み屋街の看板をぴょんぴょん飛び移りながら戦ったり、30人ぐらいを同時に相手して打ち勝ったりと、挑戦的を通り越して人外の域にまで達しかけてるけど。

相手役もトニー・ジャー、ミシェル・ヨー、デイヴ・バウティスタと超豪華。
ミシェル・ヨーはその歳になってなんでまたこういうアクション映画で、しかもバリバリ戦うキャラクターやってるのか謎だし、今回はマックス・チャンとのカンフーお酌やってるのが面白かった。
自分もお酌されて飲まされそうになったら、ああやって上手くかわしていこういこうと思う。
デイヴ・バウティスタはお前みたいなコックがいるか、と言いたくなるような存在感、そしてアクションを元プロレスラーらしいパワフルな戦い方でとてもよかった。
ちゃっかり持ち技のバティスタ・ボムをやったりしてファンサービスも忘れてない。
さらにはキット役のケビン・チェンはTV版イップマンでのイップマン役を務めているというから驚き、疑似的にリベンジマッチになっている。
というかTV版イップマンなんて自分も初めて聞いたけど、なんでもどうやらそういうものがあるらしい…

カンフー映画らしくストーリーは本当に普通。
武術的な面でも精神的な面でもイップマンに負けてしまったティンチは武術から離れ、普通の人生を歩もうとするけども面倒ごとに巻き込まれて…という王道パターン。
ヤクザ映画とかによくあるやつですね。
ただ、イップマンと違って煽り耐性が意外と低いティンチにはいくらか人間味があり、その根底には常に息子があるという親子愛が中心なストーリー。
というかそもそもイップマンに人間味が無さすぎると言われればそこまでだけど。
でも何というか粗もすごくて、続編やる気なのかそれとも設定が思いつかなかったのかよく分からないけど、謎の殺し屋を本当にそのまま謎の殺し屋で終わらせてしまったのには驚いた。
せっかくトニー・ジャーまで呼んで来たんだから、続編やってちゃんと設定を回収してくれるんですよね?

自分が観に行ったのは休日だったけど、それでも前までぎっしり満席で、自分だけかと思ってたけどみんなマックス・チャン大好きなんですね…
いい奴感溢れる主人公のアクションは良かったが、イップマンから離れすぎて、外伝でなくてもいいんじゃないか。
カッコ良くも安っぽいこれぞ懐かしのカンフー映画! だったので本編も観たいと思ったけど結構たくさん作られてるのんですね…主人公も代わってるのか…。武術ファイトをもうちょい現代寄りリアル寄りにしたのを観たいな。ノスタルジーやロマン武術じゃなくてKEYSIとかと混在しててカッコいいのを
2019/3/16 新宿武蔵野館にて鑑賞。

『イップ・マン 継承』にて、ドニー・イェンと互角の勝負を繰り広げた張天志(チョン・ティンチ)が主役のスピンオフ。

甘いマスクに、何時もキマっている髪型、そこから繰り出されるしなやかで力強い詠春拳の数々…。我らがコー所長、改めマックス・チャンをスクリーンで観れるとあれば遠征しますよ、ええ。

しかし、監督がいくら『酔拳』の人とはいえ、撮影時73歳のユエン・ウーピンとなれば不安がなかったわけではない。実際、70年代を彷彿とさせるコメディに、仰々し過ぎるワイヤー・アクションと長回しなど、それが “出ちゃってる” シーンもちらほら。

だが、さすがはアクションの人!
一対多数はもちろん、vs.刀剣、vs.拳銃の他、空中戦や暗殺技など、『継承』に負けじ劣らずのアクション・シークェンスで迫る!

特筆すべきは、『メカニック:ワールドミッション』の時ですら披露しなかったミシェル・ヨー:56歳にアクションをさせていること!しかもキレキレ!中でもティンチとのウィスキー受け渡しバトルには目を見張る。
また、『ドラゴン×マッハ!』以来となるトニー・ジャーとの再戦も嬉しいオマケ。

最強の敵にはデイヴ・バティスタ。
“力 vs.技” を魅せることに関してはこれ以上ない配役。“キレたらヤバい人” を地で行くキャラ、かつ完璧主義の料理人ということで、ステーキを焼きながら拷問する際に放った一言がこちら。

「ステーキは完璧になったが、お前は無駄にした。」

このセリフは末代まで語られるべき名シーン。

そして、何より「スコンッ」ですよ。

シリーズを重ねるごとに木人椿の重要度が増しており、本作では遂に覚醒アイテムとして登場!この時流れる「詠春拳のテーマ」(勝手に命名)との相乗効果に押し寄せる感動が一際。
ラストも小道具の使い方もベタベタだけど、だからこそいい!

皆さんも「木人泣き」、してみませんか?
hyuGa

hyuGaの感想・評価

4.0
【街を荒らされ友を殺され…そして彼はブチギレる】

最高にイケメンなアクション俳優マックス・チャン兄貴がメインになるとは一体誰が予想しただろうか。
マスターZのマの字も無かったが、イップ・マンシリーズと互角…それ以上に面白い。
マックス・チャンの無表情ながら鬼の優しさと鬼の怒りを拝み続けれただけで満足な上に、まさかのドラックスとの対決は鳥肌モノ。
かつての敵が主役になるほどの胸熱はこの世に存在しないです…
zundoko

zundokoの感想・評価

3.9
ドニーさんには及ばないまでも、こちらも魅力的。
Lenely

Lenelyの感想・評価

3.3
劇場で鑑賞。

イップマン 継承で葉問に敗北したその後を描くチョン・ティンチの物語。
実に単純明快なストーリーでアクションは素晴らしいが、ワイヤーアクションが妙に気になってしまうのが残念。
S若手のアクションスターマックスチャンの活躍も期待したい。
寝不足で。

対トニー・ジャー戦だけ意識飛ばして見逃してるという体たらくですよ。
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